今回のお出かけ台湾飯は、台北市内から地下鉄一本でこられる温泉地北投温泉のなかでもかなりお得に入れる家族風呂のお店をご紹介します。泉質もかなりよく寒い季節にはぴったりの場所です。温泉に入る前にシュウマイや小籠包を買って温泉に入りながら食べるともうたまりませんよ。
コンテンツ
評価
- 味 6点
- 予算 90台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
どんなお店?
正式なお店の名前はありませんが、北投市場の近くにあるため北投市場小籠包と呼ばれています。
お店はお持ち帰り専用ですのでイートインスペースはありません。
近くに公園はありますが、今回ご紹介する温泉地からすぐの場所にありますからそちらに持ち込んでいただくことをおススメします。
時間帯によっては並ぶ必要がありますがお持ち帰り専用のお店ですので時間はそこまでかかりません。
さて今回は北投温泉のなかでも格安といっていい温泉地をご紹介します。
こちらのお店から徒歩すぐの場所にありますのでまずはこちらで小籠包等を買ってからそちらに向かいましょう。
北投青磺名湯
今回皆さんにご紹介するのは北投温泉で家族風呂に入るならおそらく最安値の温泉施設です。
家に湯船がない私も多いときは週一で来ています。
冬の寒い時期で夜になると待ち時間が一時間以上になるということも珍しくないため、なるべくなら夕方以前に来られることをおススメします。
お店に来るとまずは受付で人数とどのお風呂を利用するかを選択してください。
お風呂の種類は大きく分けて、公衆浴場と家族風呂の二種類になります。
家族風呂には湯屋、川水房、儷水房の三種類がありお値段と大きさが違います。
家族風呂で一番安いのが350元です。(一人ではなく一部屋の料金です。)
また家族風呂の値段は二人分で、それ以上の人数を利用するときは追加料金を払う必要があります。
いずれにせよどちらのお風呂を利用したとしても石鹸、タオル、等の備品はまったくないのでご自身で用意してもらう必要があります。
(有料ですがタオルの貸し出しサービスもあります)
ドライヤーも有料ですがあります。
建物の一階にある受け付け前のこちらの入り口が公衆浴場の入り口です。
こちらで公衆浴場を利用したことがないので感想は避けます。
お店のホームページを見た感じでは狭いながらもゆっくりとできそうだと思いました。
家族風呂
こちらが家族風呂がある二階の様子です。
一階で受付をすまして二階に上がると受付の人が空き部屋に案内してくれます。
ソファーなど休憩スペースはありますが狭いので落ち着きません。
各部屋には番号がふってあります。
部屋の外観は少し古さを感じますが木のぬくもりを感じる落ち着いた印象を受けます。
こちらの中で着替えたりするのですが部屋が狭いので少し窮屈なのが残念な点ですね。
泉質
部屋の中はこんな感じで水、温泉、冷泉の三種類が選べますが、冬場は冷泉は使用できません。
こちらの温泉はラジウム温泉で秋田県の玉川温泉と似た泉質になっています。
またお湯は源泉かけ流しで加熱しています。
温泉について詳しく知りたい方は紹介の最後にこちらのお店のホームページをのせておきますのでそちらを参考にしてくださいね。
使用時間は60分で、10分前になると店員のかたがノックしたうえで10分前ですよと伝えてきますのでその時にはオッケーとでも伝えてください。
お部屋から出るときは湯船の元栓を抜いてから出てきてくださいね。
ドクターフィッシュも30分無料で利用できますが私は利用していません。
温泉施設まとめ
今回ご紹介したお店の注意点をまとめます。
- 最寄の駅は北投駅です(新北投駅ではない)
- 受付でお風呂の種類を選びお金を払う
- 備品はないのでご自身で準備する
- 家族風呂は二階にあるので階段もしくはエレベーターで上がる
- 家族風呂の時間は60分で10分前に合図がある
- 風呂からでるときは元栓を抜く
これだけの情報を知っていれば、店員さんは中国語しかできませんが大丈夫です。
寒い時期に台湾で温泉につかる幸せを皆さんも感じてください。
また家族風呂では飲食しても問題ありませんから皆さんも是非なにかを持ち込んで楽しんでくださいね。
最後になりましたが、今回ご紹介したお店のホームページを貼り付けておきます。
今回のおでかけ台湾飯はここで終わりです。
それではその温泉に持ち込むべきおいしい小籠包のレポートに戻りますね。
お店の奥では店員さんが包子を包んでいる様子が見えます。
こちらはシュウマイを包んでいます。
それらを蒸し器で蒸上げていくのですが、その前にここで皆さんにご紹介したいのがこちらの小籠包です。
かなり前の記事でもいいましたが、こちらの小籠包は伝統的なもので発酵させた皮で餡を包んだお汁がない小さい肉まんのようなものです。
最近はあまり見なくなりましたが汁が少ない伝統的な小籠包もこのように残っていますので、小籠包をご注文のときは気をつけてくださいね。
ちなみに皆さんが期待する汁だくの小籠包は正確には小籠湯包といいます。
おかわり台湾飯。汁だくかそうでない小籠包を見分ける方法。
メニュー
メニューの写真はありませんが、こちらのお店では、シュウマイ、汁無し小籠包、蒸しパンを販売しています。
注文方法は口頭注文のみです。
小籠包、シュウマイはばら売りはしておらず最低五個から買うことができます。
注文が終わりお金を払うと写真にあるように店員さんがビニール袋に商品を豪快に入れていきますwww
お箸や調味料は欲しいと言わないと入れてくれないので注意してくださいね。
お料理
今回はシュウマイ五個を購入して温泉にいきました。
シュウマイはけっこう大きくて日本の平均的なものと比べて約二倍ぐらいの大きさがあります。
食べるときには辛いソースをつけていただくのですが、今回はその写真がないのでそのまま食レポを続けます。
こちらのシュウマイは、蝦などの海鮮系が一切入っていないにもかかわらずどこかあっさりしています。
餡の比率としては豚肉が多めではありますが、野菜の甘みがしっかりと出ていて食べやすいです。
皮に関しては少しべたついていて歯ごたえもなく正直あまりおいしくはありません。
ただ値段や屋台料理として考えた場合その完成度は高く、かなりおススメです。
実際私は先ほど紹介して温泉にいく場合かなりの確立でこちらのシュウマイか小籠包を買って持ち込んでいます。
まとめ
温泉天国台湾でお得に入れる温泉施設をご紹介した今回の台湾飯。
温泉につかりながら小籠包を食べることができるのは世界広しといえど台湾だけでできる贅沢だと思います。
寒くなってきた今だからこそ体を中から外から温めて台湾旅行を満喫してくださいね。
ごちそうさまでした。
北投市場小籠包お店情報
営業時間 11:00-1:00 定休日 日曜日 最寄のMRT駅 北投 R22 台北地下鉄路線図 アクセス MRT北投駅1番出口から徒歩8分 住所 台北市北投區公舘路1號