台湾が世界に誇る安くておいしい屋台飯をどうぞ、方家雞肉飯。

今回の台湾飯は、台湾が世界にほこる屋台飯のお店を紹介します。屋台飯ではありますが、ミシュランビブグルマンにも選ばれておりその実力は折り紙付きです。こちらでがっつり食べてもいいですし、軽めに抑えて近くの別の屋台をはしごしてもよしと台湾屋台ならではの楽しみ方ができるのもいいですよね。雞肉飯好きのかたはもちろんのこと初めてのかたでも満足していただけると思いますので是非一度お試しください。


評価

  • 味 7点
  • 予算 80台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 全世代 

どんなお店?

お店の外観

台北屈指の人気屋台街である「寧夏夜市」の中にあるお店です。

もともと人気のあるお店でしたが、2019年にミシュランブブグルマンに選ばれて以降その人気は不動のものになっています。

お店の形態としてはもちろん屋台なのですが、テーブルと椅子が多めに用意されていて座ってお食事ができるのがほかのお店と違うところです。

最寄りの駅は地下鉄「雙連」駅で歩いて10分弱の距離ですので立地条件も悪くはありません。


お持ち帰りをご希望の方は写真の中にある矢印の標識にそってお並びください。

かなりの人気店ですからお食事時になるとかなりの列ができることがあります。

ただ回転はかなり速いのでそこまで長時間待つことはありませんから気長にお待ちくださいね。


寧夏夜市

台北でも屈指の人気を誇る夜市です。

地下鉄の駅から近いということもあって観光客のかたにも人気がありますが、それ以上に地元のかたからも愛されているのが素晴らしいですね。

夜市の特徴としては、屋台のほぼ全てが食べ物屋さん(飲み物屋さんを含む)で占められていて食い倒れするにはもってこいの場所だということです。

屋台以外にも店舗型のお店が多くあり屋根があるお店でゆっくり食事をすることもできます。

またこちらの夜市には台湾を代表する「蚵仔煎」(オアチェン)の名店が多く私もたまに食べたくなったらこちらに来ちゃいます。

おかわり台湾飯。台湾で牡蠣オムレツ、オアチェンを食べるならこちらが一番おすすめです。


欠点としては、通路がかなり狭いのでごみごみすることと夜市の規模としてはそこまで大きくないことが挙げられます。

台湾飯では夜市ごとにおススメのレストランを紹介していますのでそちらも是非参考にしてみてください。

おかわり台湾飯。寧夏夜市を丸かじり。


お店の様子

こちらがお店のお食事スペースです。

狭いながらも座席数が確保されていてさっと食べる分には不満はありません。

まあ衛生的には奇麗とはいえませんので各個人で自衛をお願いしますね。

余談ですが、少し見切れていますが写真の手前の通路にはバイクがかなりのスピードで走ってきます。

小さなお子様連れのかたは特に注意してあげてくださいね。


屋台ですからお店のかたが調理している姿が丸見えです。

いやーこれは何度見てもいいもんですね。

台湾に来た当初は汚いとおもっていた真っ黒の焦げが張り付いた魯肉がはいった鍋も今ではすっかり慣れてしまいおいしいそうとさえ思ってしまいますww


今度はお店の看板メニューである雞肉飯が置いてあります。

そして鶏肉に並んで置いてあるのはコインですwww

台湾のいい意味でのローカルさには慣れている私ですが、さすがに調理している手で直にお釣りを渡されたら二度とそのお店にはいきません。。

こちらのお店のかたは調理するときは一応ビニール手袋をしてから作業していますので安心してくださいね。


メニュー

注文方法は店員さんによる聞き取り式です。

メニューは各テーブルに貼り付けられていますから席に案内された後にゆっくりと選ぶことができます。

お会計は食後になります。


各テーブルに備え付けられているたくあんです。

味も日本のものと大差ありませんからご飯のおともにどうぞ。


お料理

魯豆腐(35元)

外は木綿、中は絹ごしといった面白い食感が特徴の台湾の豆腐で比較的どこでも食べることができる定番のお料理です。

味付けは醤油ベースの甘辛い味付けで日本のかたにも問題なく受け入れられる味だと思います。

普通は豆腐が一個で売られていることが多いのですがこちらのお店では豆腐が二個で売られていますのでご注意ください。


雞肉飯(35元)

あつあつの白いご飯の上に茹でられた鶏肉をたっぷりのせてたれをかけていただく台湾を代表する小料理の一つである雞肉飯です。

お茶碗の大きさはご家庭で食べる茶碗の一杯半分といったところでそれだけを食べるには少し物足りないかもしれません。


さすが看板料理だけあって鶏肉のおいしさがすごいです。

肉はしっかりと茹でられていますがほどよい脂感を残していてご飯と一緒に食べてものどに詰まる感じがせずつるりと飲み込めます。

おそらく鶏肉は脂身の多いもも肉や淡白な胸肉などの各部位を使っていて食べやすく工夫されているのだと思います。

味付けのベースになっているのは鶏油なんですが少し醤油が入っていてあっさり塩味を好む私の個人的な好みからは少し外れていました。

また思ったよりも甘みがつよくでていてこちらも好みが分かれるのではないかなと思いました。

ただ鶏肉の完成度は言うまでもなく全体的にかなりレベルの高いものであることは間違いありません。


まとめ

今回の台湾飯は寧夏夜市で食べるのならマストのお店をご紹介しました。

台湾の食文化を代表する夜市飯のレベルの高さにはあらためて驚かされます。

台湾に来た当初と比べて夜市に行く機会は激減した私ですがたまにはこういったお店で食事をするのも悪くないと感じています。

みなさまも台湾にお越しのさいは是非一度こちらにお越しくださいね。

台北で雞肉飯といえば梁記鶏肉飯もかなりおススメですのでそちらもチェックしてみてください。


ごちそうさまでした。


方家雞肉飯お店情報

営業時間
17:30-24:00

定休日
月曜日

最寄りのMRT駅
雙連 R12
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT雙連駅1地番出口から徒歩8分

住所
台北市大同區寧夏路060攤位