古早味豆花

台北おすすめ豆花コンテストエントリーナンバー1、孤独のグルメ五郎さんも食べた古早味豆花。

台北でどこの豆花店が一番おすすめかのコンテストを開催します。結果はいつになるかはわかりませんが、私のおすすめのお店が全て出るとランキング形式で皆様に発表します。


評価

  • 予算 40台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 全世代

採点

  1. 口当たり 8点
  2. 風味 7点
  3. 甘さ 7点
  4. トッピング 3点
  5. 見た目 2点

どんなお店?


寧夏夜市にある豆花のお店。

店内にはこのレストランを紹介した日本の雑誌の切抜きや、孤独のグルメで撮影したお写真などがならべられています。

日本の観光客に特に人気があるお店ですね。

店内は清潔感があり広々としていて、またお客さんが増えると店先から10メートルのスペースにもテーブルといすが並べられてそこで召し上がることができるため、環境としてはいいと思います。

この企画で久しぶりに豆花の食べ比べができるので、どんなおいしいお店に出会えるのかと考えると今から楽しみで仕方がありません。


豆花とは?


豆花

豆花とは何か?

簡単に言うと、豆腐のデザートです。

豆腐との違いは大きく分けて、豆乳を固めるときに使う凝固剤が違うこと、豆腐の口当たりをよくするために樹薯粉(タピオカ粉)をいれることの2点です。

使われる材料
  • 大豆
  • タピオカ粉
  • 食用石膏

凝固剤には漢方でも使われる石膏(硫酸カルシウム)が使われ、にがり(塩化マグネシウム)をつかった豆腐とは、大豆の風味と甘さをそれほど引き出さないことと、口当たりがプリンのように滑らかで弾力がつくことなどが挙げられます。

まさにデザートとして改良された豆腐という感じです。

■ 硫酸カルシウム(澄まし粉) 天然ものとしては石膏から作られますが、現在では、化学的に合成されたものが大くを占めています。業者間では、「澄まし粉」と一般に呼ばれています。この澄まし粉は、昔から使用されてきた「ニガリ」が第二次大戦中に軍需物資として調達された代替品として多く使われるようになったものです。 硫酸カルシウムは、水に溶けにくく、豆乳の凝固反応が遅い(遅効性)ため使いやすく、また保水力が高いので舌ざわりのよい滑らかで弾力のある豆腐のできる特徴があります。

出典:一般財団法人 全国豆腐連合会

調べていて混乱したのは、使われる材料によく樹薯粉(タピオカ粉)ではなく地瓜粉(サツマイモ粉)と書かれていたことです。

でもよくよく調べていくうちにこの地瓜粉というのは俗称であってほんとうにサツマイモが使われているのではないということがわかったので樹薯粉(タピオカ粉)が正解です。

これは以前輸入業者が樹薯を使った粉の商品名を地瓜粉として売り出したのが始まりで今は政府によって是正され名称が木薯粉に変わりました。

つまりまとめると。。

  • タピオカ粉は、樹薯粉や木薯粉と表記される。
  • サツマイモの粉は地瓜粉か蕃薯粉と表記される。
  • 豆花に使われるのはタピオカ粉(樹薯粉か木薯粉)

採点ポイント
  1. 口当たり
  2. 風味
  3. 甘さ
  4. トッピング
  5. 見た目

口当たり、風味、甘さが10点満点で、トッピング、見た目が5点満点で採点します。


エントリーナンバー1、古早味豆花

口当たりが抜群にいい豆花。

トッピングや見た目は標準ですが、なによりも豆腐の味で勝負といった感じです。


まとめ

9年前台湾に来て最初にはまった台湾スイーツ。

いろいろ食べた結果単純のなかにも各お店それぞれに特徴があることがわかりました。

その副作用として体重は10キロも太ってしまいました。

恐るべし大豆パワー。


古早味豆花お店情報

営業時間
11:00-1:00

定休日
無休(旧正月)

最寄のMRT駅
雙連 R12
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT雙連駅1番出口から徒歩10分

住所
台北市大同區民生西路210號