おかずは自分でえらぶこともできる魯肉飯の名店、丸林魯肉飯。

ツアーで使われることが多いルーローファンの名店。団体のお客さんも受け入れられるキャパをほこるかなり大きなお店ですが、その味は意外にも本格的で地元の人々からも愛されています。おかずは自分で選ぶこともできまたフレッシュジュースも飲めるのでこのお店だけで台湾の名物をたくさん味わうことができます。


評価

  • 味 7点
  • 予算 100台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 全世代

どんなレストラン?

お店の外観

魯肉飯のお店としては規模が桁違いに大きいレストラン。

それもそのはずで、こちらのレストランは日本のツアーパッケージにも含まれることが多く大人数でも対応してくれます。

台湾のB級グルメを紹介するときこういったお店がなかなかないため、なくなく味は落ちますが収容人数が多いお店をアテンドすることもあるみたいですが、こちらのお店なら味もいいですし旅行会社からしたらありがたい存在ですよね。

またツアーでお世話になる運転手さんやガイドのまかないのレベルもなかなか高いため、裏方さんからも支持されるお店として知られています。

最寄駅は地下鉄圓山駅で駅から少し歩きますが、花博公園の中を散歩しながら来ることができますのでお天気がいいときは逆に過程を楽しめるのではないでしょうか。

また花博公園内部には簡単なお土産が買えるお店も多く、またフードコートやカフェもたくさんありますので帰りしなにこちらで一服するのもいいかもしれません。

カフェの中でも特におススメなのが 日本からきたドーナッツのお店「Haritts 甜甜圈」で日本式の甘すぎないふわふわのドーナッツがいただけます。


店内の様子

お店の外観と同じく店内の様子もB級グルメのレストランとしては豪華すぎる感じがして少し違和感を感じますw

お店は三階建てで、お二階のほかに地下一階があります。

経験上ツアーのお客さんは二階を利用することが多いですね。

個人で利用する場合はほぼ一階を使うことが多く今回も一階を利用しました。

内装は一階も二階もほぼ同じです。(地下一階は見たことがありません)

清潔度は普通のレストランと同じで問題ありませんが、一階のフレッシュジュースをつくる区画だけは場所がら小蝿が少し飛んでいますのでご注意ください。



こちらがそのフレッシュジュースを作るコーナーです。

ここには殺虫灯がおいていますが完全には小蝿は取りきれないみたいですね。



こちらがルーローファンを作るエリアです。

お店は大きいので先ほどのフレッシュジュースを作るエリアみたいにメニューごとにキッチンをかえているみたいですね。

取り出し口は小さな小窓みたいになっていてここに少しだけ大衆レストランの面影が見えますw


メニュー

メニュー

さすが日本のかたに有名だけあって日本語が標準装備されたメニューでお料理が選べます。

注文方法は店員さんによる聞き取り式ですがまったく問題ないでしょう。

ただ自分で選ぶおかずについてはメニューにものってないしお値段も書いていませんから注意が必要です。

お会計はお食事後になります。


自助餐

おかずはビッフェ形式で選ぶことができます。

お値段はのっていなくてわかりにくいですが、目安として一人分の計算で野菜や一般的な中華料理なら30元で、大きめのお魚やお肉のおかずはそれ以上と認識していただけたら間違いありません。

あとこちらではそれらをお弁当として購入することもできますが、そのお値段は表記していますのでそちらをご参考ください。

お弁当は購入したあと店内で食べることもできます。


お料理

魯肉飯(32元)

台湾の国民食ルーローファンです。

白いご飯に煮込んで味付けした豚のひき肉をぶっかけて食べるお手軽料理です。

早い、うまい、安いを見事に実現したお料理で食べたことがないかたは是非お試しください。


おかわり台湾飯。ルーローファンの名店をランク付けしてまとめています。



こちらのルーローファンの特徴はまず水気が少ないということです。

そのためご飯が最後までベチャベチャになることはなく、すっきりと最後まで食べきることができます。

お肉の柔らかさはもちろんのことうまみも十分にでていて、野菜のあまみとあいまって個人的にはかなりおいしいと思いました。

またお肉の量も申し分なくご飯とのバランスもいいです。

味付けは薄味の醤油をベースに少し甘さを感じる全体的に落ち着いた味ですが、八角の香りがするので賛否が分かれるところだと思います。


鶏肉飯(38元)

白いご飯の上に味付けした蒸した鶏肉をのせたお料理。

先ほどのこってりしたルーローファンとちがってあっさりとした味が特徴的です。

味付けは塩ダレがかかっていて、より鶏肉のおいしさを引き出しています。

あっさりとはしていますがうまみが十分なためがつがつといけます。


清蛤仔湯(45元)

はまぐりのスープです。

丁寧に下ごしらえされたはまぐりはしっかりと砂もぬけ鮮度も抜群です。

スープは薄味ですが、はまぐりからうまみがでていて新鮮さをここでも感じることができかなりおいしくいただけました。


檸檬汁(60元)

甘さは微糖にした檸檬ジュース。

酸味も弱くなにより檸檬の香りが強くないので正直あまりおいしくありませんでした。

台湾では檸檬は一年中ありますが、行政院農業委員會によると旬は7月から9月までとありますので仕方がないのかもしれませんね。


まとめ

今回は一般的なレストランでB級グルメを思う存分いただけるルーローファンのお店をご紹介しました。

味も本格的で食事を楽しめるうえに落ち着いてお食事ができますので、全ての人におススメできるお店です。

ルーローファンに興味はあるけど汚いところでお食事するのはいやだというかたには最適のお店ですよ。



ごちそうさまでした。


丸林魯肉飯お店情報

営業時間
10:30-21:00

定休日
無休

最寄のMRT駅
圓山 R14
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT圓山駅1番出口から徒歩11分


住所
台北市中山區民族東路32號