路地裏にひっそりと咲く黄金色に輝いた花を一輪買い求めました、福州元祖胡椒餅。

台湾飯としては初めてとりあげる胡椒餅。台湾を代表するB級グルメの一つで、おやつや夜食に大人気の食べ物です。台北にはたくさんの胡椒餅のお店はありますが知名度ナンバーワンの松山夜市のものと比較してもその人気は負けていません。おでかけ台湾飯第7弾、龍山寺観光ついでに立ち寄って欲しい場所「剝皮寮歷史街區」もあわせてご紹介します。


評価

  • 味 7点
  • 予算 50台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 全世代

剝皮寮歷史街區

剝皮寮歷史街區

剝皮寮歷史街區とは台北市萬華區にある旧市街地の一部を観光地として整備した台湾の歴史を感じられる場所です。

街としての始まりは、中国の清の時代で、日本統治時代を経て今にいたります。

街道を彩る建物は、これらの歴史を反映していてまさに和洋折衷といったところで見ていて楽しいです。



萬華區は清の時代には艋舺と呼ばれていて台北の三大都市のひとつとして非常に栄えていました。

西にはかつての交通の要所である淡水河があり、舟を使った交易が盛んに行われていたため、商業はもちろんのこと住居もかなりたくさんあり商業都市として台湾経済を長年支えてきたことは間違いありません。

ただ艋舺は商業経済の変遷の流れについていけず没落し、今ではその面影を歴史資料でしか見ることができません。

実際ここら辺の場所は古く汚いというイメージが強く、以前もいいましたがおばさん立ちんぼやホームレスのたまり場となっています。

ちなみに台北三大都市のもうひとつに大稻埕があり、こちらは現在日本のかたに観光地として人気の「迪化街」がある場所一帯を指します。



そのかつての栄光を地区として整備したのが今回ご紹介している剝皮寮歷史街區なのです。

入り口から出口までの長さは200メートルもないため通り過ぎるだけなら五分で終わる短い距離ですが、路の両端には資料館や催し物会場がありゆっくりまわるとけっこう時間がかかります。

ただ雑貨等のお買いものをできる場所はすくなくまたレストランもないため、観光地として人気がでるかは未知数ですね。



こちらが資料館のひとつですが、こちらはかつての民家を再現しています。

ここには、このような資料館がいくつかあります。



街道両脇の全ての建物に入ることはできませんが、場所場所にはいつもイベントが行われていて、特に若いデザイナーさんが催しものに利用していることが多いです。


これで剝皮寮歷史街區のご案内をおわります。

今回のお出かけ台湾飯は観光地としての規模は小さいので大きくはとりあげませんでしたが個人的には近代の貴重な台湾の歴史を感じることができる場所としてお気に入りです。

皆さんもお近くをお通りのさいは少し足をのばしてみてくださいね。

それではいつもの食レポにもどります。


どんなお店?


販売しているのは胡椒餅だけというシンプルなお店。

信じられないぐらいせまい路地の中にあるためかなり注意深く探さないと簡単に通り過ぎてしまいます。

今回はそこらへんを考慮してしっかりとこちらのお店への行き方を丁寧にご説明しますね。


福州元祖胡椒餅への行き方


こちらがお店にはいる路地の周辺を写した写真です。

写真の左側が地下鉄龍山寺駅一番出口方面で、上にいくと龍山寺があります。



そしてこちらが先ほどの写真の位置からお店への入り口がわかるように少し左へ移動した景色になります。

写真の中の赤丸でチェックしたところがお店の看板でかつお店にいたる小さい路地の場所です。



お店にいたる路地を少し引いた場所から撮影しました。

2019年11月現在この路地の両端にあるお店は、服屋とお茶屋さんです。

一応目印としてご利用ください。



こちらの写真がお店へといたる路地を近くから撮影したものです。

奥に小さく見える赤い看板が今回ご紹介しているお店です。



ここまでくればお店の看板もはっきり写ってわかりますよね。

今回のお店はこんな場所にありますが、かなり人気があり時間帯によっては行列ができます。



繰り返しになりますがお店は胡椒餅だけを販売しています。

お値段は一つ50元で一人が買える個数に制限はありません。

注文方法は口頭のみですが、個数を言うだけですので問題ないかと思います。

またお店はお持ち帰り専用で座って食べるところはありません。



注文が終わるとお会計をすまします。

待ち時間がない場合はそのまま商品をもらえますが、待ち時間がある場合はその時間を伝えていただけそれでもいいのなら番号札をわたされますのでそれをもってお待ちください。

長いときですと40分以上待つときがありますので、その間に龍山寺の参拝をするなどどしてお時間を調整してください。



指定の時間が近づくとお店の周辺はこのような人だかりになります。



焼きたての胡椒餅をお店の人が一つずつ袋詰めにして渡してくれますので番号札と交換で商品をおとりください。



今回は他のことに内容を割きましたので胡椒餅の説明は別のお店でします。

胡椒餅はインドのナンと同じで、円筒状の釜の内部に直接貼り付けて焼くのが特徴的ですね。


胡椒餅

胡椒餅(50元)

まず最初になにより大事なことをお伝えします。

胡椒餅はかじると中から熱い汁が出てきてやけどをする、まるで凶器のような破壊力がある食べ物ですww

私も最初食べたとき口からあごにかけて肉汁をこぼしてしまい、かなりやけどして二三日ひりひりしたのを覚えていますww

皆さんは食べるときはやけどに相当注意してくださいね。



さてこちらの胡椒餅はさすが人気店だけあってかなりレベルの高いものになっています。

まず中の具についていえば、八角がかなり多く含まれていて甘い香りが強めにします。

その反面胡椒の味や香りはそこまで強くなく人によってはパンチにかける味だと感じる可能性があります。

ただお肉はひき肉ではなく、肉を細かくぶつ切りにしたような食感で、お肉そのものを食べている感じは強く、ここまでお肉感がある胡椒餅はなかなかないと思います。

そして個人的にこちらの胡椒餅のもっとも秀逸な部分は皮にあると思います。

かりかりなのにしっとりしていて、また中の餡からでる汁をしっかりとはじき、皮としての役割を何重にもこなしています。

この皮の秀逸さは途中だけではなく最後までしっかりとその存在感を食べ手に感じさせることであり、こちらも中のお肉と同様なかなかめぐり合わない素晴らしいものだと思います。


まとめ

今回は龍山寺にある有名だけどなかなかたどり着けない胡椒餅のお店をご紹介しました。

台北にはこちらのほかにあと何店かおいしい胡椒餅のお店がありますが、個人的に皮に関してはこちらが一番好きかもしれません。

台湾飯では胡椒餅のお店を初めて紹介しましたが、胡椒餅のこと自体は紹介できませんでしたので、いずれまた違うところでしっかりとご説明することをお約束いたします。



ごちそうさまでした。

(今気づきましたが、胡椒餅入りの袋を持つ妻の指がよくない意味につかわれるジェスチャーの形をしていますが偶然ですので勘弁してくださいwww)


福州元祖胡椒餅お店情報

営業時間
10:00-18:30

定休日
無休

最寄のMRT駅
龍山寺 BL10
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT龍山寺駅1番出口から徒歩2分

住所
台北市萬華區和平西路三段89巷2弄5號