国際都市台北ではさまざまな国の料理が食べられますが、今回ご紹介するのはオランダのミニパンケーキ、Poffertjes(ポッフェルチェ)が食べられるカフェです。カフェの雰囲気もおしゃれでかわいいですから、おいしいミニパンケーキとともにゆっくりとした午後をお楽しみください。
コンテンツ
評価
- 味 6点
- 予算 200台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
お店の外観
台北地下鉄中山駅から徒歩圏内にある今回のカフェ。
表通りから一つ中に入るため人通りも少なく、かくれたカフェといえるのではないでしょうか。
お店自体は狭いので時間帯によっては待ち時間がかなり多く発生してしまうこともあります。
カフェの看板にはお店の看板料理であるPoffertjes(ポッフェルチェ) をモチーフにしたデザインが描かれていてオシャレです。
Poffertjes(ポッフェルチェ)
さて今回は台湾のご飯とはまったく関係ないですけど、個人的に気になったのでオランダのミニパンケーキをご紹介します。
ポッフェルチェとは、パンケーキの一種でオランダの伝統的なお菓子の一つです。
丸みを帯びた楕円形のような形をしており一口サイズでいただきます。
小麦粉とそば粉を1対1で混ぜて溶いた生地にイースト菌などを加えて発酵させているため、パンケーキより口当たりが軽くまた食べやすいのが特徴です。
またポッフェルチェの起源は、フランスの修道院で作られた聖餐用のパン、ホスチアが元になっているといわれています。
フランス革命時、小麦粉の不足のために修道士がそば粉でホスチアを焼いたところ、普通よりも密度が高くおいしい味になった。修道士たちはホスチアを市場の商人らに売って物を交換していたが、その味に驚いた商人たちは修道士からレシピを聞いて自らも作るようになり、専用の調理器具も作られオランダにも広まった。ポッフェルチェという名は、これを焼く時に生地から空気が抜ける時の音から名付けられたとされる。
出典:wikipedia
似たようなものの中には、パンネクックと呼ばれるものがありこちらはサイズがポッフェルチェより大きくご飯ものとしても食べられるのが特徴的です。
いやー世界中にはまだまだしらない食べ物がたくさんあります。
私もいろんなものを食べさせてもらっているつもりでしたが、いまだに知らないものが多いのが現状ですね。
今回のオランダミニパンケーキも初めて食べましたが、やはりなんでも初めてはうれしいものですよね。。
台湾飯では台湾のもの以外のご飯や食材でもできる限りご紹介していこうと思っています。
カフェらしく雑誌や本が置いてあります。
お店はとても狭いです。
写真にはありませんが奥には少し広めのスペースがありますが、全部で40人入れるかどうかといった感じです。
清潔度はカフェですので問題ありません。
メニュー
お店のホームページにはメニューの項目がありませんでしたので今回はメニューの中身はみられません。
ただ全体的に台北のカフェとしてはお値段は安いほうです。
それでも気になる方は荷蘭小鬆餅、菜單とグーグル先生にきいていただいてもいいかもしれません。
注文の仕方は店員さんによる聞き取り方式です。
メニューには日本語はありませんが英語がありますので何とかなると思います。
お会計は食後になります。
調味料、小皿、お水等はセルフサービスでお願いします。
注文がすむとナイフやフォークを店員さんが準備してくれます。
こちらはセルフではないので間違わないでくださいね。
ちなみに写真の容器はオランダミニパンケーキを注文した人専用のシロップです。
カフェ
飲み物はアイスラテを注文しました。
125元ですのでカフェとしてはまだ安いほうだと思います。
使われている牛乳は間違いなく日本語区分での牛乳なので安心して飲めました。
おかわり台湾飯。えっ、台湾で牛乳とかかれたものは日本語の牛乳とは違うの?
さてこちらのカフェラテはコーヒーの香りがすこし薄いです。
牛乳とコーヒーのバランスも悪く正直おいしいとはいえません。
個人的に台北で本当においしいコーヒーを飲むならFika Fika Cafeが一番かもしれません。
コーヒーの違いがわからない私でも素直においしいと思える世界一位のコーヒーが飲めるカフェ、Fika Fika Cafe。
余計なものが何もついていないポッフェルチェ。
素材の味がそのまま楽しめます。
バターとシロップをつけていただきます。
まずこちらのミニパンケーキ、ふわふわしています。
焦げ目もあまりついていないため食感だけなら少し物足りなく感じるかもしれません。
以前は檸檬クリームが贅沢にのったものを食べたので気がつきませんでしたが、パンケーキは少し粉っぽいです。
ですのでもしポッフェルチェを食べるのなら、味つきのほうを選んだほうがいいと思います。
まとめ
台北であまりカフェはいきませんが行けばやはり楽しいカフェ。
文化的にも完全に台北の一部になっています。
近年とくに台北のカフェの数が増えてきていると感じますが、その反面なくなっていくカフェも少なくありません。
日本とくらべてとくに食べ物、デザートのレベルはまだまだだと思う台北のカフェですがゆっくりできるのは間違いないですから台北のご旅行途中の休憩所としてふらっと立ち寄ってみてもいいかもしれませんよ。。
ごちそうさまでした。
荷蘭小鬆餅お店情報
営業時間 10:30-21:30 定休日 無休 最寄のMRT駅 中山 G14 R11 台北地下鉄路線図 アクセス MRT中山駅6番出口から徒歩3分 住所 台北市大同區南京西路64巷9弄19號 本店 台北市大同區長安西路52巷18號