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台湾人の胃袋をつかみ続ける切仔麺の名店
台湾人にとっての昔ながらの味をずっと変わらず提供しつづけているレストラン。日本人にとってなじみのうすい切仔麺をぜひご賞味してみてください。
評価
- 味 8点
- 予算 150台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
どんなレストラン?
MRT雙連駅からすぐのとこにいちするこのレストランは、日本人にとってマンゴーカキ氷で有名な冰讃もすぐ近くにあるためおそらくこの店の前を通ったことがある方もいるはず。
せっかく目の前を通ったのにこのレストランを素通りするのはすこしもったいないです。
このブログを見た方で冰讃に行く予定がある場合こちらのレストランにも足を運んで見てください。
お料理
豆干とは日本で言う押し豆腐のこと。しっかりした歯ごたえが特徴の台湾煮物に入れる定番メニュー。
そしてお写真の日本人にはすこし奇妙に思える真っ赤な物体。
これは紅糟肉といいます。作り方は豚肉をなまで紅麹に漬け込んでそのあとに衣をつけて揚げています。
紅麹につけるとお肉がやわらかくなる効用があり一時期日本で流行った塩麹の親戚みたいなものだと思っていただければ間違いないです。
こちらのレストランの紅糟肉もすごく柔らかく仕上げられていてさくさくの衣もあいまって食べやすくなっていました。
見た目のグロささえ気にならなければみなさまにおすすめできる一品です。
私の大好きなサツマイモの葉炒め。サツマイモの葉は熱を加えると粘り気が出ます。
味も葉野菜独特の臭みがなく日本人の方にもすんなり受け入れられると思います。
北の切仔麺、南の擔仔麵と呼称されるほど台湾では一般的な麺料理。
麵は卵麵で、しこしこの食感と喉元につるっと入ってくる感じは日本人にも簡単に想像できると思います。
その麵にもやしやネギなどを加えて食べるシンプルな料理です。
つゆが入ったものとつゆなしでタレに絡めて食べるものの2種類がありますが、今回はタレに絡めて食べる方を選択しました。
メインの食レポ
料理が運ばれてきて麵を混ぜるときに甘辛いにおいが鼻腔をくすぐりました。
すぐにこれが台湾でよくあるチリソースに似た甘辛ソースだと気づいたのですが、わたしはこのソースがあまり好きではありません。
すこし前の記事に触れたことがあるのですが、天天利美食坊のとこで取り上げた台湾風お好み焼き(蚵仔煎)によくかかっているソースがこれです。
しかし今回この麵を食べて気づいたのですが私は別にこのソース自身は嫌いではなかったのです。
つまりはソースをかける対象が問題であって、麵にこのソースはミスマッチしているとはおもえませんでした。
むしろお好み焼きと違って、麵をすすりながら食べるためソースの甘さが適度に分散され後にくる辛さを緩和してくれて私にとってはちょうどよく感じました。
ただいずれにせよおかず系に甘い味付けを嫌がる方はこの汁つきのほうではなく汁ありのほうの 切仔麺 を食べられることを強くおすすめいたします。
まとめ
このレストランの評価にも台湾人の特徴を表現するとき参考になる要素があります。
ここのレストランは間違いなくおいしいです。ご飯時になればいつも行列ができます。
ただネットでの口コミ評価は低いです。その理由は簡単でコストパフォーマンスが少し悪いからです。
台湾あるある(その5)
絶対的に、コストパフォーマンス>味
食べ物の恨みはどこの国でも恐ろしいですね
たしかに小吃は他と比べて10元ぐらい高いですが、だからといってメインの 切仔麺 は40元という安さですから、いやならメインだけ食べて小吃を食べなければいいだけなんですが。
阿國切仔麺お店情報
営業時間
10:30–20:30
定休日
日曜日
最寄のMRT駅
雙連 R12
台北地下鉄路線図
アクセス
MRT雙連駅2番出口から徒歩2分
住所
台北市大同區民生西路81號