コンテンツ
大正時代の建物をリノベーションしたおしゃれすぎるカフェ。大正時代のにおいを色濃く残すその空間ですてきなケーキとコーヒーを飲みながら台湾旅行に彩を添えてはいかがですか?
最近流行の古民家を改造したカフェ。その中でも大正ロマンを感じることができるカフェは明らかに台湾の中で異彩をはなっています。そのカフェの中に一歩入り込むと木のぬくもりが全体をあたたかく包み込み、いつまでもいられるおだやかさと安らぎをお客様に提供してくれます。台湾でゆっくりカフェを楽しみ、フォトジェニックあふれる空間を写真でとりまくって日本のお友達に自慢しちゃいましょう。
評価
- 味 6点
- おしゃれ度 9点
- 予算 330台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 若者
どんなカフェ?
大正14年に日本人カメラマンによってたてられて建物。
大正時代の様子を随所に色濃く残すその風貌は外観からでも十分感じることができると思います。
また緑を多く取り入れることによって、大都会台北の中にあって一つの安らぎをお客さんに提供してくれどこかほっとした気分にさせてくれます。
ここら一帯は日本統治時代には大正町という名前で、本島の日本人それも行政官員の家々が並ぶ高級住宅街として有名でした。
最南端(今で言うところの市民大道二段)の一條通からはじまり九條通までの路が、大正町を横切る路として整備されていました。
こちらの店名に二條通とあるのは、その当時の地名から取ったためです。
店内の様子
木で作られた癒しの空間。
町の喧騒を離れてこの空間を求めてたくさんのお客さんがそれぞれ自分たちの時間を楽しんでいました。
木で作られたカウンターがなんとも味わい深い印象を与えます。
カンターの中では店員さんの忙しそうな様子が見えます。
こちらでもお写真お許可を得て撮影したのですが、写真を撮ろうとすると女性店員が隠れるのがなんのもかわいらしかったです。
注意深く確認しませんでしたが、なにかの冊子もしくは書籍みたいなものが販売されていたような気がします。
おそらくこのお店の関連もしくは台湾古民家の書籍でしょうが確認していません。
すみません。
カフェの奥に向かうと急に天井から日が差し込みます。
上を見上げると、ガラス貼りの天井になっていて直接日が当たるように設計されています。
大正時代の建物をただそのまま利用するだけではなく、自然光を取り入れた空間を演出するセンスは素晴らしいの一言に尽きます。
店の奥から入り口を見た景色です。
やはり木のぬくもりが温かみを演出しています。
ガス灯のようなランプが空間演出に華を添えていますね。
カフェ入り口横の特等席。
こちらで自然光を取り入れて写真に写せばどんなカメラでも素晴らしい画になると思います。
私がこちらのカフェに行ったときは高校生の女の子二人組みが勉強をしていましたが、私がお料理の写真をとる時だけ場所を貸してくれとたのんだら快くオッケーしてくれました。
入り口左の壁には書籍がぎっしりとはいった本棚があります。
この本棚はお客さんが見るためではなく、こちらのカフェのオーナーさんの仕事用の書籍です。
写真の階段を上がると二階はこのオーナーさんの事務所で、現役で建築デザイン会社も経営しています。
このオーナーさんはもともと国からの依頼で古跡の修繕等の仕事もしていてたみたいで、そのノウハウがこちらの古民家にも活かされているみたいです。
かわいい手作り風のメニュー。
細かいところまでいちいちこだわりを感じます。
お料理
コーヒーと黒糖が焦げた香りがマッチしたラテ。
こちらのラテは、少し酸味があり、個人的には酸味より苦味が強いほうが好きなので評価はまあまあとしておきます。
黒糖ラテと同じで酸味がすこしあるコーヒー。
ホットと違ってアイスではこの酸味があまり気にならず、喉が渇いたときには酸味が少しあるほうが飲みやすいかもしれません。
濃厚なチーズケーキ。
台湾飯として責任をもっていいますが、こちらのケーキは個人的にはあまり美味しくありませんでした。
甘さが強いだけではなく、クリームチーズも少ししつこかったです。
そして、付け合せのクリームは動物性ではなく植物性のホイップクリームなので、チーズケーキと一緒に食べるともうそれだけで胃もたれしそうになりました。
カフェは美味しいものを食べるというか、その空間でゆっくりするというのが一番の目的だと思いますので、コーヒーやケーキがおいしくなかろうとそのカフェの価値は変わりません。
まとめ
おそろしくおしゃれなカフェ。
こんな場所が台北の中心地にひっそりとあるなんてだれも思いませんよね。
お値段はさすがカフェという感じですが、ゆっくりと時間を過ごす方にとってはそこでどれだけ癒されるかが大事ですので、そういう意味では今回のカフェはそうとうオススメです。
お食事もできますが、食べていないのでわかりません。
ただやはりお食事はカフェでするより台北では外のB級グルメを食べるほうが旅行にきた感じがすると思うので、こてらではカフェを楽しむことだけをオススメします。
最後になりますが、カフェの評価にだけおしゃれ度という項目を追加して皆様にわかりやすく評価がみられるようにします。
ごちそうさまでした。
二條通 緑島小夜曲お店情報
営業時間 12:00-21:00 定休日 無休 最寄のMRT駅 台北 R10 BL12 台北地下鉄路線図 アクセス MRT台北駅M2番出口から徒歩7分 中山地下街R1出口から徒歩6分 住所 台北市中山區中山北路一段33巷1號