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豚の角煮と白いご飯。この組み合わせがまずいはずがありません。さあみなさんどんぶり飯のお時間がやってきました。
豚肉のトロトロの部位をご飯と一緒に甘からい醤油ダレで食べる幸せ。まわりのかたもせかせかとかきこみながら食べています。さあみなさん、心に眠る野生を開放しましょう。本日は無礼講です。
評価
- 味 8点
- 予算 110台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 現役世代
- 科学調味料 5%
どんなレストラン?
創業66年の老舗レストラン。
秘伝のタレは継ぎ足し継ぎ足しで守られています。
今は二代目に変わりましたが相変わらずお客さんはついてきています。
衛生面が綺麗とはいえないので、濡れティッシュなどを用意していかれるほうが良いと思います。
どんぶりを注文するといただける豚骨スープ。
セルフサービスですが、おかわり自由です。
豚骨のにおいはありますが、薄味で飲みやすいスープでした。
お料理
どんぶりにはメインのお肉のほかに、味付け煮卵(鴨の卵)、きゅうりの漬物、野菜炒め、豆棗がご飯の上にのせてあります。
まずはこちらのタレ、絶品です。
甘さ、塩加減、つや、粘り、全てに66年間の歴史を感じます。
奥深いその味わいの中にここのお店が66年もの間続いている理由が見出せます。
お肉自体は苦手な豚足なので少ししか味見していませんが、柔らかく煮てありほろほろとお肉が自然と骨からはがれる感じです。
他のつけあわせとの相性もよく、本当に掻きこみながら食べるのが似合うどんぶりです。
本当に写真にあるように黒く見える豚の角煮。
タコ糸で縛ってあるため余計にその存在感に圧倒されます。
タレの味は豚足と同じで、角煮にもばっちり合います。
豚足とあわせてお肉だけなら、以前ご紹介した富覇王猪腳よりもこちらの味付けのほうが好きです。
お肉はおはしでちぎれるくらい柔らかく煮込んであり、中華調味料の味もほとんどしませんでした。
ただ食べ進めて行くうちに油っぽさが気になりだします。
油っぽいのが苦手な私だからこそ余計にそう感じるのかもしれませんが、皆さんも念のためお茶等お飲み物を用意していかれるのをおすすめします。
まとめ
老若男女どんぶりの前ではみな同じ。
こころを無にして掻きこみましょう。
今回はそんな行動が似合う台湾の老舗どんぶりレストランをご紹介しました。
食べた後ふと鏡の前に立てば、油でギドギドになった唇の不気味な人に会えるでしょう。
ただし、その顔は満足感であふれた笑顔になっているはず。
鄭記猪脚飯お店情報
営業時間 11:00–20:00 定休日 日曜日 最寄のMRT駅 北門 G13 台北地下鉄路線図 アクセス MRT北門駅1番出口から徒歩8分 住所 台北市中正區延平南路22號