梁記鶏肉飯、嘉義名物鶏肉飯。半熟卵と一緒に食べる幸せ。

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蒸し鶏肉をのせたご飯を半熟たまごの黄身と一緒に一気にかき込んでください。三代にわたって受け継がれている老舗の味を今回皆様にお届けいたします。

平日でも開店前になると人が並ぶ老舗の人気レストラン。

整理番号を通知されることがあるぐらいですのでご飯時の時間は避けたほうが無難かもしれません。

店内は大衆食堂の中ではきれいなほうだと思います。

台湾南部の地方都市嘉義県で生まれた、ご飯の上に蒸した鶏肉をのせて鶏油を使ったたれをかけて食べる料理。

嘉義ではルーローファンと同じくどこが一番おいしいかの議論がいまだに続いています。

さて今回の鶏肉飯。まず鶏は新鮮そのもの。

蒸しあがりもつやがあり、みずみずしくしっとりしていました。

あたたかいご飯とすこし冷たい鶏肉がマッチしていて、かすかに香る揚げにんにくも主張が強すぎずちゃんと脇役として存在していました。

ご飯にかけるタレは鶏油をベースとした透明の液体で、醤油を使っていないいわゆる塩ダレです。

塩加減がちょうどよく、お茶碗一杯分の量に合うように調整されていると感じました。

ご飯といえば卵。この黄金の組み合わせを考えた日本人とは何なのでしょうか。

写真でもわかるとおり半熟に仕上げられた目玉焼きをご飯にのせていただきます。

思わず無言でかき込む姿はまさに戦士そのもの。

そこには見栄や外聞は存在しません。

皆様の心に宿る野生を開放してください。

海苔の香りが漂う塩で味付けされたスープ。

豚ばら肉を使っていますがあっさりしていて、人によっては味が薄いと感じると思います。

お野菜不足の方は是非注文してください。

台湾人にとって昔懐かしい味らしいのですが、すこし甘みが強いです。

地方の台湾飯を味わえる今回のレストラン。

いわゆる台湾テイストがあまりないので中華香辛料が苦手な方でも受け入れられると思います。

こちらのレストランで昼ごはんを食べてから地方に出かけるのもいいかもしれません。

そのときはピンピントラベルにお声をかけていただければ幸いです。素敵なプランをたくさん作ってお待ちしております。

営業時間
10:00～14:30/16:30～20：00

定休日
土曜日/日曜日

最寄の地下鉄MRT駅
松江南京 G15 O08
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT松江南京駅3番出口から徒歩5分 

住所
台北市中山區松江路90巷19號

台湾飯