贅沢な午後のひととき。新鮮な野菜とフルーツが盛りだくさんのお料理を是非、光合箱子。

おしゃれとおいしいを見事に両立させたカフェレストラン。お料理の味も本格的ならその見た目もフォトジェニックな素晴らしい盛り付けで飾られています。大きな声では言えませんが、お料理の質は低めの台湾のカフェレストランの中では異色の存在です。


評価

  • 味 7点
  • 予算 330台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 現役世代

どんなレストラン?

お店の外観

テラス席からおしゃれ感があふれ出ている今回のカフェ。

地下鉄古亭駅と東門駅の中間に位置していて、どちらから行っても少し時間がかかります。

基本ごはんがおいしいことで有名ですので、こちらで本を読んだりしてゆっくりするというよりはしっかりご飯を食べたあとついでにお茶をするという感じです。

ですので客層も若い人を主体に幅が広くどの世代のかたにも愛されている感じがするカフェレストランです。


店内の様子

店内はさすがに綺麗で落ち着いた雰囲気のなかでおいしいお食事が楽しめます。

テーブル間の距離がはなれているためゆったり座れるのもいいですね。

またテラス席もあり晴れの日ならこちらでお食事するのがおススメです。


地下のスペース

レストランは地下一階、一階、二階と三階構成になっていて、地下一階の雰囲気はさすがに暗い感じがします。

飾りにはコンテナが使われていて秘密基地に潜入したわくわく感があります。

なにか怪しげな密談はこちらでどうぞw



写真は二階からカウンターを見下ろした様子です。

二階は正確にはスキップフロアというべき中二階が設けられています。



基本的にはお店のかたがしてくれますが、店内には余分にお水や、フォークナイフが用意されていますのでご自由におとりください。



こちらはカウンター席です。

注文はしませんがカフェの顔というべき場所ですのでご紹介しておきます。

撮影時はたまたま店員さんがあつまって談笑していましたが、彼女たちのサービスはよかったです。

お客さんにもしっかりと目を配りなにかあればすぐに対応できるようにしていました。


メニュー

メニュー

メニューはお店の前にも置いているため入店前でもゆっくりと見ることができます。

今回はお店のホームページにメニュー表はありませんでしたのでしっかり全ページ掲載しますね。



注文方法はお店の方による聞き取り式です。

メニューにはしっかりと日本語表記があるためどなたでも問題ないと思います。

本店は台南にあり、台北にはここを含めると4店舗あります。

未確認情報ながらブランチに飲み物がつくのは今回ご紹介した東門店だけみたいです。

台北のカフェとしては値段設定は気持ち安めですね。

メニューのお写真はクリックすると大きくなります。



注文がすむとナイフフォークとお水をいただけます。

今回われわれは天気もよかったのでテラス席で食事することにしました。

11月の終わりごろだったのに関わらず蚊にかまれましたww


お料理

紅茶
コーヒー

ブランチについてくる飲み物です。

カフェで飲むドリンクとしてはどちらも平凡ですがこちらのお店のメインはお料理なのでさっさと次に行きましょうw

ちなみに朝ごはんは中国語で「早餐」といい、 ランチは「 午餐 」といいます。

ではここで質問です。中国語でブランチはなんていうでしょうか。

答えは次のお料理の紹介のところでします。。


奶油蛋燻鮭魚(330元)

ブランチで注文したバターオムレツとスモークサーモンセットを注文しました。

すこし柔らかめで厚めの食パンにバターオムレツとスモークサーモンがのっています。

またつけ合わせにはみずみずしいお野菜と果物、芋そして、ナッツ系がたくさん入ったヨーグルトがあります。

ビタミン、ミネラル、炭水化物、たんぱく質とバランスよく栄養が取れる理想的な組み合わせです。

ちなみに先ほどの答えですがブランチは中国語では「早午餐」です。

そのままですねww



お料理がきてまず驚いたのが、見た目の綺麗さだけでなく野菜と果物の種類の豊富さです。

さすが台南からきたカフェだけあって新鮮な野菜をメインにしたメニューで都会に住む方にとって人気がでるのがわかります。

それらを一つ一つ見ていくと、パッションフルーツ、蓮霧(かなりシャリシャリした食感でりんごと梨を足して二で割り甘みを薄くした味のフルーツ)、グアバ、レタス、きゅうり、とうもろこし、ベビーコーン、 ゴーヤ、レタス、みず菜、焼きトマト、しいたけ、焼きサツマイモ、が入っているのがわかります。

こちらのサラダにつけるドレッシングはハニーマスタードです。

野菜果物が一つ一つ新鮮で、ドレッシングをつけなくても素材をそのまま食べていただいてもまったく問題ないです。

トマトなんかわざわざ焼きをいれて甘みを出していますし、小さいところの工夫もしっかりとしていてカフェというよりレストランに近いと感じました。


ただ以前から言っていますが、台湾のパンはあまりおいしくありません。

もちろん食べられないレベルでは決してなく一般的にいったら十分おいしいはずですが、日本とくらべたらかなり落ちるんです。

これは日本に住んでいる方は気づきにくいことなんですが、日本のパンはかなりおいしいです。

いっぽう台湾のパンは一般的にいって甘みがつよくしっとりさが足らず柔らかすぎることが多いです。

理由はよくわかりませんがもしかしたら、ケーキと一緒でパンを発酵させるための条件が超高温多湿の台湾ではあまりむかないのかもしれませんね。

ですので今回注文したお料理のなかで唯一残念な点がパンが柔らかすぎてあまりおいしくなかったことです。

ただ繰り返しになりますが、付け合せのレベルはかなり高く、スモークサーモン、バターオムレツの相性も抜群によく最後までおいしくいただけました。

カフェレストランの名に恥じない素晴らしいお料理です。


法式脆皮女士(290元)

グラタントーストの目玉焼きのせです。

付け合せには先ほどのヨーグルトが入っていないだけであとは同じです。

グラタントーストは食パンが三枚重ねられていて、間にはハムと溶けたチーズが挟まっていてばらして食べることはできません。

そのため少し食べにくく、フォークで切ってもぐちゃぐちゃになるため、淑女の皆様はねらっている男性の前ではこちらを注文しないほうが無難かもしれませんww

味はおいしいのですが、パンは相変わらずですね。

この台湾のパン問題はなかなか根が深く解決が難しいですね。

焼餅(中華式パン)はあそこまでおいしいのになんでかなと本当に不思議です。。


まとめ

見た目がよく、おいしく、場所が綺麗、と人気カフェの条件を全て備える今回のレストラン。

台北のカフェの中では気持ち安いのもうれしいところです。

カフェでここまでしっかりとしたお食事がとれるレストランは多くはありませんので、皆様も是非一度お試しください。



ごちそうさまでした。


光合箱子お店情報

営業時間
09:00-18:00

定休日
無休

最寄のMRT駅
古亭
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT古亭駅5番出口から徒歩9分

住所
台北市大安區潮州街93號