公館は台湾大学のお膝元に位置する台北で一番大きい学生の街です。学生相手とあってこの地域は特にコストパフォーマンスにすぐれたレストランが多いのですが、今回ご紹介する韓国家庭料理のレストランはそれに加えて味も本格的なんです。台湾人が愛する韓国料理とはいったいどんなものか興味のあるかたは是非こちらにお越しくださいね。
コンテンツ
評価
- 味 6点
- 予算 130台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 若者
どんなレストラン?
学生の街公館にある韓国大衆料理レストラン。
建物も古く見た目もしょぼいですがどの時間帯でも満遍なくお客さんの姿がみえ人気があることが伺えます。
駅からは少し外れたところにあるので少し歩かないといけないですが公館は今までご紹介してきましたがいろいろおいしく食べ歩きもできるお店が多いですので、ゆっくりぶらぶらしてこちらのレストランにお越しください。
また買い物では公館にはスポーツ用品店が多いですのでこちらも興味がある方はのぞいて見てくださいね。
おかわり台湾飯。公館にある個人的に台北で一番おいしいと思うタピオカミルクティーのお店。
お店の外観からもわかるとおりお店は狭く綺麗ではありません。
大衆レストランとしては台湾では標準といえると思いますが日本のかたはやはり自衛で準備をお願いしますね。
お店の外のまでに貼りだされているレストランのメニュー。
そとでメニューがみられるのはいいですよね。
珍しいところではお酒のところに日本酒が置いてあります。
韓国のお酒も何点かあるみたいなので好きな方は注文してみてくださいね。
こちらが記述式のメニュー表になります。
メニュー表はレジのところにありますので鉛筆とともにおとりください。
注意点はミニマムチャージが100台湾ドルかかることです。
注文がすむとレジに向かって右手のところにあるコーナーでご飯の準備をしてください。
ご自身で用意するものは、お箸、スプーン、お水、ご飯、小料理、お手拭です。
またご飯はおかわり自由な上、韓国の小料理もおかわり自由になっています。
ご存知コチュジャンです。
もう日本では有名になった韓国の辛味噌ですよね。
私はビビンバを注文しましたのでこちらを店員さんがもってきてくれましたが、テーブルには調味料はまったくありませんのでご注意ください。
さあお料理がもうすぐ来ますよ。。
お料理
セルフでとってきた韓国式の小料理です。
左からキムチ、糸こんにゃく、わかめの酢の物です。
詳しくはわかりませんが、糸こんにゃくの煮物は韓国料理屋さんではあまり見かけないようなきがします。
ただいずれの小料理もしっかりと作っていて一つ一つがちゃんとしたおかずになっていました。
これはメインのお料理に期待がもてます。
石焼ビビンバを中国語でかくと石鍋拌飯(石鍋まぜめし)というんですよ。
漢字圏のひとならなんとなくわかりますよね。。
こちらのビビンバには豚肉、もやし、にんじん、韓国のり、コーン、生の紫キャベツがのっています。
コーンと紫キャベツがのったビビンバは初めてかもしれません。
こちらのお店のオーナーは韓国人らしいのですがもしかしたら台湾人の好みに合わせてアレンジしているのかもしれませんね。。
いかにしっかりとかき混ぜるかがビビンバをおいしくするコツだとは知っているのですが、意外と難しくなかなかうまくできません。
コチュジャンをいれたら混ざりやすくなるのは知っているのですが、あまり辛いのが好きではないため少ししか入れなかったのがよくなかったのでしょう。
さてこちらのビビンバは正直味は普通でした。
もっといえば、コーンと生の紫キャベツがやはり浮いていました。
とくにコーンは水気が出てご飯がべちゃっとした感触になりますし、なにより甘味がビビンバとはあっていません。
ただ豚肉の味付けはすごくいいです。
これぞ韓国焼肉だと思わされるその調味料の配合は日本のものとはまた違った味わいがありますので、こちらのレストランで焼肉を食べるのはありだと思います。
こちらも日本でも最近しられるようになってきた鳥のスープ、サムゲタン。
本場のものと違ってもち米、高麗人参は入っていません。
今まで本場のサムゲタンを食べたことがないのでサムゲタンの食レポはかなり主観に偏ったものになります。
まずスープは鳥のうまみがしっかりと出ていて上品な味わいになっています。
ネットで調べたところ韓国では夏バテ予防の薬膳料理としての側面があるみたいですがこちらのものはその薬膳さがあまり感じず飲みやすいと思いました。
鶏肉もしっかりと煮込まれていてお肉はほろっとすぐとれます。
ただ問題は鶏肉の臭みがとても強いということです。
この臭みはスープには溶け出していなかったのでよかったのですが、このにおいは完全に悪い意味での鶏臭さだったのが少し気になりました。
もしかしたらたまたま私のだけがそうだったのかもしれません。
スープはこのお値段ではなかなかないレベルで、化学調味料を使っていないということは素晴らしいと思います。
まとめ
以前もいったことがありますが、台北で大衆韓国料理のレストランでおいしいところはなかなかありません。
大衆といっても台湾の大衆料理屋さんとくらべるとお値段は高めなので余計にそう感じます。
(中級以上の韓国料理のおいしいところはあります)
ただ今回のお店はそのなかでもしっかりとしたものを作っていてまた味もおそらく本格的なものに近い(オーナーは韓国人)と思いますので気になったかたは是非こちらまでお越しくださいね。
ごちそうさまでした。
小飯館児お店情報
営業時間 平日 11:00-15:00/16:30-23:00 土日 11:00-23:00 定休日 火曜日 最寄のMRT駅 公館 G07 台北地下鉄路線図 アクセス MRT公館駅1番出口から徒歩5分 住所 台北市中正區汀州路三段202號