訳があって最近よく行っていたベジタリアンレストラン。今回ご紹介するお店はカフェ風の店内でおいしいベジタリアン料理を食べたり、お酒を飲んだりすることができます。お客さんの中には外国人も多くいつも賑わいをみせています。今回はそんなオシャレで美味しいベジタリアンレストランをご紹介します。
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評価
- 味 7点
- 予算 250台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
どんなレストラン?
前面ガラス張りのまるでオシャレなカフェのようなデザインのレストラン。
地下鉄古亭駅から近く夜でも人通りがわりとある場所に建っています。
客層は世代別では老若男女全て来ますが、外国人が特に多いイメージです。
私がこちらに伺ったときも三割が外国人でした。
帰り際にはわざわざタクシーで乗り付けてお店にこられる外国人の方にも出会いました。
余談になりますが、私は台湾人の友人と台湾現地人しかしらないようなマイナーな場所にいて、そこで見た目ですぐに外国人だとわかる白人、黒人に出会うと、あっ外国人だと反応してしまいます。
そうすると友人の台湾人からあんたも外国人やでとするどいつっこみが入ります。。
これも現地日本人あるあるなんでしょうね。。
そういえば珍しくお店の看板が見当たらないなと思い探したところこんな面白い手書き風の看板に出会いました。
台湾らしさを残しつつやはり西洋の色が強いデザインですね。
それもそのはずでこちらのお店のオーナーは外国人です。
どこの国の人かとかの詳しいことはわかりませんが店員さんと他のお客さんが話しているのを聞きましたから間違いありません。
ガラス張りの店内は明るくそしてオシャレです。
清潔感もありカフェだといってもいいぐらいです。
ただお店は非常に狭くキャパは20人ぐらいしかありません。
予約する必要はないと思いますが絶対に行きたい方は予約したほうが無難だと思います。
完全なオープンキッチンになっています。
食事の性質柄火を使って料理するメニューがありませんのでかなりすっきりしています。
お店が狭いですのでこういうところにオーナーの工夫が見えますね。
メニュー
精進料理としては一番規律が多いヴィーガンと呼ぶ分類に入るメニューです。
ベジタリアンは肉や魚を食べませんが、ヴィーガンはそれに加えて卵、乳製品、蜂蜜等も食べません。
ベジタリアンは健康のためにという考え方に対してヴィーガンは動物愛護の概念がそこにあることが両者の違いです。
またこれに加えて宗教的な理由で生き物を食べない精進料理、中国、台湾でよくみる五葷三厭など、ベジタリアンといってもこれだけたくさんの種類があります。
おかわり台湾飯。台湾のベジタリアンを詳しく説明したレポート。
こちらのレストランの注文の仕方はカウンターでの直接注文です。
英語も通じますが日本がは通じませんので指差し確認で行きましょう。
お会計は先払いになります。
お水、フォーク、ナイフ等はご自身でご準備ください。
スイーツ、アルコールも充実しています。
スイーツの数は少ないので売り切れる可能性があります。
私はお酒をあまり飲まないので詳しくはありませんが、調べたところこちらのお店はイギリスのCORNISHというブランドのお酒を扱っています。
ということはオーナーはイギリス人なのかもしれませんね。。
お料理
レタス、わかめ、キムチ、にんじん、紫米、そして大豆で作った食べ物がワンプレートに盛り付けられたお料理。
見るからに健康的ですが味は結構しっかりついています。
塩味が強いとかではなく素材の味がしっかりとしていて食べなれていない私でもけっこう美味しく感じました。
紫米もふっくらと炊けていてこれだけでもお赤飯のような感じでいただけます。
(紫米の分類はもち米ですからね)
大豆でつくられたなぞの三角の物体は少し食べにくいと感じましたが、もしかしたら食べなれていないからかもしれません。
なる気はありませんが、もしかしたら俺ヴィーガンになれるかもと思わされたお料理でした。。
ベーコン風テンぺ、レタス、トマトをカシューナッツのクリームソースもどきで味付けしたサンドイッチ。
テンペとは茹でた大豆をテンペ菌で無塩発酵させたインドネシアの伝統的な発酵食品です。
納豆と違い匂いや粘りはまったくありませんからヴィーガン料理にはよく使われるみたいです。
そしてこのテンぺでつくられたベーコンが驚きの完成度でびっくりしました。
さすがに本物とくらべたら風味と味の点で差がありますが食感はまさしくベーコンのそれです。
またソースも牛乳を使っていないとは思えないほど濃厚でまるでクリームチーズのような味わいがあります。
何も知らずに食べたら普通のBLTサンドイッチとの差がわからない人がいるのではないかという完成度です。
間違いなくおススメです。
まとめ
精進料理天国台湾の中で徐々にその数を増やしつつある完全ベジタリアン料理であるヴィーガン料理。
卵や牛乳も使わないため味もそこそこだと思っていましたがその概念を完璧に崩してくれました。
台湾に来てまでベジタリアンなどいやだというかたもいらっしゃるとは思いますが、日本ではなかなか出会えない味ですのでお試しという意味でもこちらのレストランでお食事をしてみてはいかがですか?
ごちそうさまでした。
Ooh Cha Chaお店情報
営業時間 10:00-22:00 定休日 無休 最寄のMRT駅 古亭 G09 O05 台北地下鉄路線図 アクセス MRT古亭駅2番出口から徒歩3分 住所 台北市中正區南昌路二段207號