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看板メニューは、コラーゲンいっぱいの鶏スープ。量も一人前から注文できるので少人数のグループ旅行者にはもってこいのレストランです。
台北で有名な驥園川菜餐廳の元料理人が開いたレストラン。今までは量が多いので台湾の中華レストランに行けなかったかたもここではたくさんの料理が注文できます。鶏スープの味も本家と大きく変わらないためお得感も満載です。
評価
- 味 7点
- 予算 400台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
どんなレストラン?
テーブル席から個室まで必要な空間は全てそろったレストラン。
ご飯時になると全席が埋め尽くされます。
ただ男子トイレが台湾のレストランでは珍しくウォシュレットだったので喜んだのですが、壊れてて使えませんでした。
2週間後にまた同じレストランに行ったときも壊れたままでした。
このトイレはもうウォシュレットの機能を使わないで使用すると決めたみたいです。
お客様のサービスのために用意したはずのウォシュレットが壊れたためそのまま放置するなんてもったいないなと思ったのと同時に台湾らしいなとも思いました。
台湾あるある(その15) 壊れてても使えたらオッケー 台湾人は今を全力で生きています。
お料理
一から二人前の量のおかずを選べます。
一皿120台湾ドルのものがほとんどでしたのでリーズナブルにたくさんの種類の中華料理が食べられます。
では味はどうでしょう。
ここのレストランは、本場のものとは明らかに違う味付けになっています。
宮保鶏丁も甘めに作られていて、辛みも抑えられています。
花山椒を使っているので、かろうじて四川料理と名乗れますが、やはり本場のものとは違う味付けになっています。
辛いのが苦手な私でさえ、これを食べた後お水を飲まなくても平気だったので、辛いのが好きな方はこちらのレストランは合わないと思います。
台北には辛くて本格的な四川料理のレストランがたくさんありますのでそちらに行かれることをおすすめします。
こちらのエビチリも甘めに作られています。
辛いのが好きな方にはまったくおすすめできません。
私は上記の2つとも美味しくいただくことができました。
こちらもちょうど二人前ぐらいの量なので少人数でも残さず食べきることができるでしょう。
驥園川菜餐廳でたのむと一番小さいやつでも5人分以上の量があり二人では絶対に食べきれません。
メインの食レポ
スープが少し冷めるとコラーゲンの膜が表面に薄く張るトロトロスープ。
驥園川菜餐廳のものと比べると、こちらのやつは味の濃厚さではむこうに及びませんがあっさりしているため人によってはこちらのほうが飲みやすいと感じるかたもいらっしゃるかもしれません。
お肉はおはしでもほろほろと骨から身がとれ食べやすくまた柔らかいです。
味の濃淡は驥園川菜餐廳とは少し違いますが、味付け自体はそこまで差がないと感じました。
もしかしたら配合は違いますが同じ材料で作っている可能性があるかもしれませんね。
ですのでお値段がずいぶん安いこちらで食べるのも悪くない選択肢だと思います。
まとめ
少人数の人がたくさんの四川料理を食べることができる稀有なレストラン。
私にとって日本人は辛いのが苦手な人が多いイメージがありますので、このレストランは日本人向けなのかもしれません。
とはいっても一番のおすすめはなんといっても、鶏のトロトロスープなのでこれを食べに来るだけでも価値は十分にあります。
2017年の出生率が1.125%で少子化にむけて突き進んでいる台湾で少人数制のレストランが増えることは、旅行者にとってはありがたいことですが、台湾で暮らすひとりとしてすこし寂しい気がします。
鶏窩お店情報
営業時間 11:30-14:00/17:30-21:30 定休日 無休(旧正月のみ) 最寄のMRT駅 信義安和 R04 台北地下鉄路線図 アクセス MRT信義安和駅2番出口から徒歩7分 住所 台北市敦化南路二段81巷63號