台北おすすめ豆花コンテストエントリーナンバー16、思いがけず東区で出会った本格的な味。庄頭豆花担。

台北の有名なショッピング街通称東区にある豆花の専門店。こんなおしゃれな街のなかにあって意外といっては失礼ですが本格的で伝統的な豆花の味が楽しめます。豆花のトッピングも選びたい放題で甘いものに目がない人にとっての天国といってもいいお店です。


評価

  • 予算 50台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 全世代

採点

  1. 口当たり 8点
  2. 滑らかさ 7点
  3. 風味 7点
  4. 甘さ 8点
  5. トッピング 2点
  6. 見た目 3点

どんなお店?

お店の外観

エメラルドグリーンが映える遠目からも目立つ外見のお店。

建物自体は古いですがおしゃれに改装されています。

最寄の駅は地下鉄忠孝復興駅でここらへんは、台北の有名なショッピング街で通称東区と呼ばれている地域になります。

お買い物途中に体の疲れを癒す場所として利用される方も多いです。



お店の近くにくると豆花の大きな看板を目印にいらしてください。


店内の様子

お店は大きくなく20人ぐらいのキャパしかありません。

ただスイーツのお店ですので回転は早いので長く待つことはないと思います。

店内は清潔感がありますし狭さを除けばゆっくりと落ち着ける空間だといえます。



お店に入るとまずはこちらのカウンターにお越しください。

豆花や豆花につけるトッピングを実際に見ながらお選びください。


メニュー

メニュー

注文方法はカウンターでの口頭注文です。

カウンターの裏にはメニュー表がかけられていますが字が薄くなっていてはっきりと見えません。

最初にいうと豆花はトッピングし放題で50元です。(2019年12月現在)

豆花の種類も普通の大豆を使った白い豆花か黒豆を使ったねずみ色の豆花かを選べます。

お客さんが日本人だとわかるとトッピングの説明が日本語に翻訳されたものを渡してくれますのでそちらを参考にしてくださいね。

また豆花にかけるソースも、普通の黒蜜か豆乳かを選べます。

お会計は先払いです。


すこしややこしいので注文までの流れをまとめます。

注文までの流れ
  1. 豆花を注文する
  2. 温かいか冷たいかを選ぶ
  3. 冷たいを選んだ方は氷ありか無しを選ぶ
  4. 豆花の種類を選ぶ(大豆か黒豆)
  5. ソースの種類を選ぶ(黒蜜か豆乳)
  6. トッピングを選ぶ
  7. お会計をする

これを全部中国語でするのは大変ですから、来る前に簡単なメモを用意されるのが無難だと思います。



豆花は普通の大豆でつくられた定番の白色ものか黒豆で作られたねずみ色のものがあります。

いつもどおり円柱形の寸胴のなかにびっしりとはいっているのが直接見ることができます。


トッピング

豆花と同じくトッピングも目で見て選ぶことができます。

種類は多くありませんがきれいで色鮮やかなものをみると食欲がわいてきます。

さあそれでは実際に食してみましょう。


豆花

薏仁豆花(50元)

今回私が選んだのが、はと麦の豆花です。

氷なしで冷たいを選び、豆花は白を選んでいます。

またトッピングははと麦だけを選んだのですが、店員さんが気をきかせてくれてはと麦だけでいいのかと何回か確認された後、はと麦の量を増やしてくれました。

余談になりますが、こちらのはと麦実は台湾では妊娠している人が食べたらだめなものとして認知されています。

日本ではどうかわかりませんが、台湾には医食同源の観点からこういった食べ物に対する認識がかなり浸透しているように思えます。

読者の皆様がどのように感じているかはわかりませんが、一応気になる方はそのことを頭の片隅においておいてください。

また個人的に興味があるので妊婦さんにとって禁忌とされる食べ物の特集もいずれ台湾飯でご紹介したいと考えていますのでしばらくお待ちくださいね。

蜜は黒蜜を選んでいます。



まずこちらの豆花はしっかりとした口当たりです。

スプーンですくうときにも大きめに豆花がとれ個人的にはかなり好きな口当たりです。

滑らかさに関しては口の中で溶けるとはいいませんが十分な滑らかさがありのどのとおりも悪くありません。

豆花自体に大豆の香りはありますがそれは強くなくそこが少し残念でした。

いつもいっていますが、豆花という名前のデザートなので大豆の香りがしっかりとしていることが大事だと個人的には感じています。

次に黒糖シロップですがこれがまた最高においしいです。

甘みはそこまでつよくありませんが、黒糖のうまみがしっかりとでていて全部食べても喉がかわかないあの上質な甘みを楽しめます。

トッピングのはと麦は普通です。


豆漿豆花(55元)

先ほどの黒蜜のシロップの代わりに豆乳をいれたデザート。

豆乳の甘さを選ぶことができますが、今回は無糖にしました。

豆花は白を選び、氷なしの冷たいものを注文しました。

トッピングはこちらにはたくさん入れましたので何を入れたかは憶えていませんw



豆乳自体に味はついていませんので、甘みはありませんが豆花プラス豆乳と大豆をこれでもかと味わうことができます。

豆花やトッピングに関しては先ほどと同じなのでレポートはしません。


まとめ

東区で出会った素晴らしい豆花のお店。

近代的なおしゃれな街の中で伝統的なものを取り扱うその姿勢は素晴らしいの一言です。

味も本格的で豆花コンテストの上位にくるであろうと思います。

買い物でお疲れのときはこちらでゆっくりと休憩してくださいね。



ごちそうさまでした。


庄頭豆花担お店情報

営業時間
平日 12:00-22:00
土日 12:00-23:00

定休日
無休

最寄のMRT駅
忠孝復興 BL15 BR10
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT忠孝復興駅4番出口から徒歩9分
東區地下街14番出口から徒歩7分 

住所
台北市松山區市民大道四段73號