使用している野菜はそのまま生でもいけそうな新鮮でみずみずしいものばかり。こちらのレストランではそれらを本格的なイタリアンとしていただくことができます。火種はガスですが専用のピザ釜も完備していて見るからにおいしそうです。
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評価
- 味 7点
- 予算 350台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
どんなレストラン?
台北から一番近い温泉地として有名な北投区にあるレストラン。
温泉がメインのかたはここで新北投駅行きに乗り換えますので北投駅では降りる機会はなかなかないかもしれませんが、実はこの駅から新北投駅までは歩ける距離で途中におススメのレストランや日帰り温泉施設もありますので、個人的には新北投駅よりよく利用します。
場所は駅の出口から見えるほど近く迷うこともないと思います。
建物も新しくちゃんとしたカフェレストランといった感じです。
レストランの敷地にはいるとお店の入り口付近にはお店のメニューと飾り用のたくさんのかぼちゃがお客さんを迎えてくれます。
ベンチもありますので、こちらでゆっくりとレストランのメニューをみてレストランを利用するかどうかを決めることが出来ます。
撮影時は昼ですが薄暗く雰囲気がある店内です。
カフェレストランですのでオシャレ感はそれなりにあります。
お食事スペースはそこまで大きくなく、いちおう二階もありますが全体的にこじんまりしている印象をうけました。
夜にこちらに来ることはあまりないと思いますが、お店にはお酒も多少ありますので雰囲気もまた変わると思います。
冷蔵庫にはいろんな国のお酒があります。
台湾ビールはありません。ドイツビールとフランスビールがメインのようです。
またびっくりしたことに、日本の山口県の地ビールが置いていました。
ネットで調べたところ、地ビールの名前が「山口の麦」といい、ビール用大麦「サチホゴールデン」の山口県産のもののみを使って作られたビールみたいですね。
こんな場所で日本の地ビールにあえるなんてと非常に驚きました。。
カウンターキッチンでお料理をしている様子が伺えます。
店の奥にはオーブンをはじめとする手間がかかる用の調理場もあるためけっこうな大きさで場所をとっているのがわかります。
先ほどと同じカウンター内に置いてあるガスを使ったピザ焼き釜です。
モザイク柄がかわいらしいデザインで思わず写真に収めてしまいました。
ちなみに店名の阿馬非とはイタリアにある美しい海岸都市の名前でカタカナ表記だとアマルフィーといいます。
メニューからはこちらのレストランとアマルフィーとの直接的な関係はないと推測しますが、先ほどの山口県の地ビールのこともありますからもしかしたらオーナーと何か関係あるのかもしれませんね。
メニュー
お店のホームページがあると思い、中は写していません。。
すみません。
大体で言うとピザが平均300元前後でパスタが250元前後です。
コーヒーは120元前後で全体的にはお安めかなという印象です。
注文方法は店員さんによる聞き取り式です。
メニューに日本語表記はありませんので、言葉に不安のあるかたは英語か指差しでいきましょう。
お食事用のナイフやフォークは店員さんが持ってきてくれますが、お水と小皿はセルフサービスになっています。
場所は一階のみになっていますので気をつけてくださいね。
お料理
レタス、ミニトマト、りんご、にんじん、胡桃等が入っていてたくさんのパルメザンチーズとお店オリジナルのソースでいただくサラダです。
まず量がかなり多く食材も新鮮でした。
この量で大体二割ぐらいです。
二人なら少しもてあましてしまう量かもしれません。
ソースの味はマヨネーズをベースにした食べやすい味で、生のパルメザンチーズが大量にかかっていることからやはりシーザードレッシングに近い味わいです。
繰り返しになりますが、野菜はどれも新鮮でおいしかったです。
青野菜と松の実入りのバジルリゾットです。
こちらにもたくさんのパルメザンチーズがかかっています。
まったくお肉が入っていないのにうまみがあり味は少し薄いですがバジルのいい香りがします。
お米も少し芯をのこした感じでちょうどいい食べ応えになっています。
ただ食べ進めていくうちに少し飽きてきました。
やはりきのこでとったうまみではリゾットの本当のおいしさを表現するのはむずかしいのでしょう。
たくさんのキノコが入ったホワイトソースのパスタ。
薄味ながらあっさりとクリームソースがいただけて、個人的にはかなりヒットなお料理です。
お肉を使わないかわりにこれでもかと入れたいろんなキノコからのうまみがちょうどよくマッチしていて、食べ終わったあとも満足感を十分得られます。
またパプリカの味が全体を引き締めていてベジタリアンでここまでおいしくクリームソースパスタができるとは驚きです。
まとめ
ベジタリアンでありながらお料理のレベルはかなり高いといえる今回のレストラン。
チーズを効果的につかっていてかなり満足のいくお食事ができました。
台北市内からはだいぶ離れたところにありますが、北投温泉にいかれる予定のかたは途中下車してでも行く価値は十分にあると思います。
またいずれ新北投ではなく北投が最寄駅の日帰り温泉施設もおでかけ台湾飯でご紹介したいと思いますので、楽しみに待っていてくださいね。
ごちそうさまでした。
阿馬非Coffeeお店情報
営業時間 11:00-21:00 定休日 無休 最寄のMRT駅 北投 R22 台北地下鉄路線図 アクセス MRT北投駅1番出口から徒歩1分 住所 台北市北投區大業路516巷2號