アヒル肉、ガチョウ肉なんでもあります。お肉をお安くたくさん食べたいかたはここに集合。後驛鵝肉店。

店名にはガチョウ肉とかいていますが、実際のメイン料理にはアヒル肉がつかわれています。ただこのアヒル肉はやわらかくジューシーでなにより量が多いので腹ペコのお客さんにはうれしいレストランだといえます。さあ今日はおもいっきりアヒルのお肉を食べましょう。


評価

  • 味 7点
  • 予算 135台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 全世代

どんなレストラン?

お店の外観

こちらのお店は、台北駅の裏手にある華陰街商圈という伝統的商店街の中で営業しています。

ここいら一帯は有名ではないですが意外と楽しく、観光客のかたにも気に入っていただけるような雑貨屋さんなどもあり個人的にはおススメです。

食べる方面でも以前ご紹介したルーローファンのお店等もありますからお近くをお通りのさいは是非よってみてください。

客層は場所柄完全に地元のお客さん中心で観光客はあまり見かけません。

ご飯時には行列が出来るのは当たり前で運が悪いとかなり待つことになります。


華陰街商圈


おでかけ台湾飯としてとりあげるまでもないですが、今回一応地図とお写真でこちらの場所の紹介をしておきます。


周辺地図

青い線で囲んだ部分が今回ご紹介している華陰街商圈です。

写真のような狭い通路が縦横に走っていてその傍らにびっしりとお店が軒を並べています。

ピアスなどの装飾品や小皿などの日用雑貨または携帯周辺機器等なんでもそろっています。



このお店は日本の食品を専門に扱っているところですがこんな感じのお店がたくさんあります。

雑貨等の掘り出し物もあると聞いていますので気になった方は是非いってみてください。


華陰街商圈への行き方

まず最寄の地下鉄の駅は台北駅です。

地下鉄でお越しのかたは台北駅で降りてください。


この地図が台北地下街を位置関係を表した立体地図ですが、華陰街商圈の最寄の出口はY区です。

Z区とY区は区別しにくいのでご注意ください。

  • Z区 三越百貨店の方向
  • Y区 Q Square(京站時尚廣場)の方向

そして華陰街商圈の最寄の地下鉄出口はY15です。(Y13でも可)



これが台北地下街Y15出口です。



Y15出口の正面にはちょっとした広場があるのでわかりやすいと思います。

(Y13出口はこの広場の中にあります。少し見にくいですが写真にもY13出口がうつっています。)

写真の左方向一帯が今回ご紹介している華陰街商圈です。

この広場の中を通っていってもらってもいいですし、この広場を背にして逆方向に進んでいただいて一つ目の通りから入ってもらってもいいです。



ここが広場を背にして一つ目の通りです。

この道を進めば今回おススメのレストランにもたどり着けます。


店内の様子

店内の様子

お店の軒先でもいただけますが店内でもお食事ができます。

こちらはきちんと改装していますので日本のかたはこちらでお食事されたほうがいいかもしれません。

ただこちらは二階で階段はかなり急です。



通行人から見えるように調理されたお肉が氷の上に並べられています。

お肉の種類はアヒルとガチョウですがガチョウ肉は少ないのでよく売り切れてなくなるみたいです。



お肉を注文するとこちらで量り売りをしてくれます。

最低150元以上の分量が必要になりますのでご注意ください。

ちなみに写真のお肉の量で210元ですので、150元でもけっこうな量になります。



お肉売り場の後ろが調理場でこちらでは麺を茹でたりスープを作ったりしています。

お店の規模のわりに店員さんが多いのは台湾あるあるですねw


メニュー

メニュー

注文方法は記述式です。

先ほどもいいましたがお肉は計り売りになりますので、台湾ドルを記入していただいたら問題ないです。

最低金額は150元ですから、例えば200元と書いておけばお店がかってにやってくれます。

またメニューに書いてある白とは塩茹での意味で、煙とは燻製の意味です。

お好きな調理方法で作られた鴨肉をご堪能ください。

ガチョウ肉に関しては口頭注文だけになります。

目安としてはお値段がアヒル肉の2倍だと考えてください。

ちなみにメニューにある下水とは鳥の内臓を使ったお料理ですので勘違いしないようにしてくださいw


テーブル周り

今回は店内ではなく外で食べました。

さあお料理がもうすぐやってきますよ。。


お料理

冬粉湯(35元)

春雨を鴨でとったスープでいただくシンプルなお料理です。

お肉は別で注文したので肉無しのものを選びました。

それにしても安いです。。



あっさり薄味ですが鴨のうまみがでたおいしいスープです。

特筆すべきは化学調味料がはいっていないのにしっかりとうまみが出ていること。

このお値段でこの品質はさすが人気店です。


麺湯(35元)

今度は麺を鴨スープでいただきます。

味は先ほどと同じなので省略しますが、麺は台湾によくあるカンスイがはいっていないこしの弱い麺です。

ただやはり安いです。


鴨肉腿白(200元)

鴨のもも肉を200元で注文しました。

上にのっているのは刻み生姜とバジルです。

白とは塩茹でのことでお肉にはしっかりと塩味がついています。



まず最初にいえることはお肉の量が多いということです。

二人で食べましたが十分すぎる量でした。

お肉は新鮮でみずみずしく噛むと肉汁がたくさんでてきます。

臭みなどはまったくなくお店の見た目は汚いですが鴨肉はしっかりと処理されています。

ただ唯一の不満点としては腿肉にしては骨が多いということです。

これは運もあるんでしょうがそこが少し残念でした。


まとめ

台湾で食べられるアヒル肉やガチョウ肉のお店はたくさんありますがそれらの名店に勝るとも劣らないお店をご紹介しました。

量が多いだけのお店では決してなく質もきっちり高いので地元のかたに人気があるのも納得です。

観光客の方にはまだ知られていませんのでお店のかたの対応はすこしぎこちないですが、きっと満足いくお食事が楽しめると思います。



ごちそうさまでした。


後驛鵝肉店お店情報

営業時間
10:00-20:00

定休日
日曜日

最寄のMRT駅
台北 BL12 R10 
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT台北駅台北地下街出口Y15から徒歩3分 

住所
台北市大同區長安西路220巷29號