台北で働く人の強い味方、安くて手早く食べられる24時間営業の豆乳屋さん、瑞安豆漿大王。

豆乳屋さんといえば朝ごはんのイメージが強いですが、こちらは24時間営業している深夜に働く労働者にとってオアシス的存在の豆乳レストラン。メニューの種類も多く、しっかりとご飯を食べたい時でもご利用可能です。


評価

  • 味 6点
  • 予算 70台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 現役世代
  • 化学調味料 5%
  • 豆乳 焦げ風味なし

どんなレストラン?


お店の外観

鋭角の交差点にあるため歪な形をしたこちらのレストラン。

駅からは少し離れますが、来やすい場所にあってまた看板も赤く大きいので迷うことなくこちらにこられると思います。



上の写真にもあるとおり台湾では夏場になると店先にミストシャワーが出ているところがあります。

グーグルマップを見ながら下を向いて歩いている時、急に肌に水気を感じて見上げたらミストが顔にまとわりつき驚くことがたまにあります。

またその時ミストシャワーが偶然口の中や目の中に入った時は、このミストは大丈夫だろうかと心配になります。

台湾のいい意味での汚さを知っている現地人ならではの心配かも知れませんね。。

まあ今までこれが原因でなにか体調不良を起こしたことはありませんから一応大丈夫だと思います。。

またマンションの外に設置されたエアコンの室外機からでる水が落ちてきて頭に当たったときもおもわずうわって声が出てしまいます。

これら水にまつわる二つは台湾あるあるですね。。


台湾あるある(その26)

街を歩いていて急な水滴に襲われる

だいたいがミストシャワーかマンションの外壁につけられたエアコンの室外機から出る水ですよねw


店内の様子

壁がなく吹き抜けのため暑いうえにここいらは交通量もまあまああるので、お食事の環境はいいとは言えません。

このときは最寄の駅から歩いてきて汗ばんだ状態で熱い豆乳を食べましたが、暑いのが得意な私でも少しつらかったです。

まわりを見てもお昼に熱い豆乳を注文している人はいませんでした。。



注文の仕方は黒いトレーをもって、そこにお目当てのお料理を載せていき、最後にお会計をするシステムです。

向かって右手には店員さんが手作りの焼餅を焼いていて、いつも熱々の状態で食べられるようになっています。

焼餅はあつあつであればあるほど美味しいのでやはり焼きたてはうれしいですね。


おかわり台湾飯。あつあつの焼餅が食べることができる台湾飯がかってに決めた台北三大焼餅のお店。



温かくして食べるものは一応ガラスケースにいれていますが、保温機能などはありませんからできたてが食べられるかどうかは運次第です。



カウンター中央部には、点心系のお料理が並んでいます。

注文していないのでわかりませんが、包子や餃子、大根餅はおそらく温めなおしてくれないと思います。



会計するレジのすぐ前にはカップに入れられた温かい豆乳などがおいてあります。

冷たい豆乳などはレジの左側にある冷蔵庫の中からご自身で取り出してください。


メニュー


メニュー

メニューの部分を切り抜きました。

写真の部分をクリックしていただけると大きくなります。

少し小さいですが左手の黒いボードの部分には調理が必要な、麺料理や水餃子のメニュー表もあります。

調理が必要なお料理を注文する時は口頭でのみ可能となっています。


豆乳


鹹豆漿(25元)

豆乳にお酢を加えて朧状にして味付けをしたお料理。

豆乳の朧具合や出汁の味が各お店それぞれが微妙に違い、意外と奥深いお料理だといえます。



豆乳の朧具合は平均的といったところで食べやすいというのが最初の印象です。

お店によっては豆乳の朧は上澄みのみで下のほうはほとんどスープだけというところもありますが、こちらはしっかりと下のほうまで朧状になっていて最後までしっかりと豆乳を食べることができます。

出汁スープも小エビや切り干し大根等を使った平均的な味つけで、薄味に仕上げられています。

個人的にはこちらのお店の鹹豆漿は面白みにかけますが、逆に言えば万人受けする安定した味の豆乳だといえます。



冰豆漿(20元)

持ち帰りように購入した冷たい豆乳。

砂糖などなにも味つけしていないものを注文しました。

大豆の香りはそこまでしませんが、あっさりしているためごくごく飲める豆乳だと思います。



焼餅(15元)

最近特にはまっている中華式パン、焼餅。

こちらのお店では焼きたてが食べられます。



ただ正直にいいますとこちらのお店の焼餅は生地にマーガリンみたいなものが練りこまれているため、その香りが強く出ていて個人的にはあまり好きではありませんでした。

パリパリ感も焼きたてのわりにはそんなに感じず、むしろしっとり感のほうが強くでています。

パンの中に何かを挟んで食べる時にはこちらのほうがいいのかもしれませんが、私は焼餅を食べる時はいつもなにもいれずにそのままで食べますから、焼餅そのものの味としてはあまり好みではありませんでした。


まとめ

タクシーの運転手さんなどの夜遅く働く労働者にとってオアシスのような存在のレストラン。

実際このお店が最も混む時間が21時以降です。

安くて手早く食べられる豆乳屋さんは、もはや朝ごはん屋としての役割だけではなく、庶民の台所として24時間稼動しています。

そんな庶民的なレストランでお食事をするのも台湾旅行での楽しみの一つになるかもしれませんよ。

近くには24時間営業の別の豆乳屋さんがありますので、食べ比べするのも楽しいかもしれませんね。


おかわり台湾飯。24時間営業の豆乳屋さんで食べ比べしてみてください。



ごちそうさまでした。


瑞安豆漿大王お店情報

営業時間
24時間

定休日
無休

最寄のMRT駅
科技大樓 BR08
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT科技大樓出口から徒歩7分

住所
台北市大安區瑞安街69號