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台湾大学のそばにある学生に大人気の創業40年の大衆広東料理のお店。(広東料理)
大学生の強い味方、町の大衆食堂。台湾の学生たちに混じりながら食べるごはんは旅の思い出になること間違いありません。近くには学生の町らしく活気あふれた公館夜市商圏がありますので、お食事後こちらも併せてお楽しみください。
評価
- 味 6点
- 予算 90台湾ドル/人
- サービス 悪い
- 客層 若者
- 科学調味料 10%
どんなレストラン?
見たとおり学生街の食堂といった感じです。
お客さんでいっぱいになると店員さんの態度が明らかに悪くなります。
台湾ではありがちなことなんですが、店員のサービスはお店の忙しさに比例して悪くなっていきます。
もじもじしていたら案内されずにずっと入り口で石像のように突っ立ってることになるので勇気を持ってご自身で空きいすを探して、相席であっても関係なく座ってください。
台湾では相席は基本当たり前ですので、相手の方はべつに嫌がりません。
台湾あるある(その12) 大衆レストランではお相手に相席許可の確認はいりません 一応会釈して座りましょう。たぶんお相手はあなたを見ていません。
お料理
鳥ももチャーシューのせご飯。
つけあわせにもやしと芥菜が使われていますが、おそらく季節のよって変わると思います。
鶏肉は皮のパリッと感はあまりありませんが、お肉はジューシーで上の甘辛いオイスターソース風味のタレとマッチしていますが食べ進めていくうちにその単調さに飽きが来ると思います。
ご飯の量が多いので、90台湾ドルでおなか一杯食べたい人にとっては充分満足ができると思います。
北港江記龍門生炒鴨肉焿のところでも説明したとろみスープを表す漢字。香港では燴と表記します。
中国では羹、香港では燴、台湾では焿。本当にややこしいですね。
メニュー漢字解説(その2) 燴(フイ) 意味 あんかけ メニュー名 燴麺(あんかけ麺)
日本人が想像するいわゆるあんかけ焼きそばはまさにこれで、パリパリの麺とあんかけがよくあうメニューです。
以前老友記粥麺館のところでご紹介した撈麺とは見た目は似ていますが違う麺です。
中国は本当に麺の大国といってよくたくさんの麺の種類があってそれらの麺にあわせた調理法がありますので、いつかは台湾でよく見られる麺料理の解説記事を書きたいと思います。
ちなみに香港で使われる漢字は台湾と同じで繁体字が使われています。いわゆる旧漢字というやつですね。
メインの食レポ
揚げられた細めの卵麺とあんかけが一緒になった料理。
ぱりぱりの麺の食感がここちよくあんにからめると一層食欲をそそられます。
具材にはチャーシュー、海老、スルメ、白菜が使われていてそれぞれからでる出汁がまたこのあんの中にまじってよりおいしさをパワーアップさせています。
味は日本で食べられるものとそう大差はありません。
差があるとするなら、台湾の大衆食堂では作り手、時間によって料理の味が変わるということです。
これだけは本当に運なので腕のいいコックさんにあたることを祈るしかありません。
台湾あるある(その13) 大衆料理店は料理の味が日によって違う さあ祈りましょう。
日本のものと比べて全体的に太い芥菜。
味も台湾のほうが野性味あふれるというかごつい感じがしました。
ただ野菜炒めに大量の味精(科学調味料)は要りません。塩コショウだけで十分なのですが。
一般的にいって台湾の外食は化学調味料を入れすぎな気がします。
まとめ
台湾でも人気の広東料理。
とくに香港の大衆レストランは台湾の街角でよく見かけます。
そのなかでも今回ご紹介したレストランは学生街にあるということもあいまってお値段が安いです。
台湾にきて香港のご飯はいやだという方も、このレストランの地域はおいしいスイーツのお店が多くありますし、台湾の若者たちの今を肌で感じるためにもこちらのレストランでお食事をしてみてはいかがですか。
鳳城焼臘粤菜お店情報
営業時間 11:00-20:30 定休日 無休 最寄のMRT駅 公館 G07 台北地下鉄路線図 アクセス MRT公館駅3番出口から徒歩10分 住所 台北市大安區新生南路3段58號之3