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赤峰街のレトロな路地裏でお会いしましょう。(麺料理)
赤峰街にある60年間地元のかたに支持される人気の麺料理屋。地元色満載の小汚い場所にありますが、味は恐ろしくおいしいです。最近雑誌で取り上げられることの多い赤峰街をぶらぶらした後はここでお食事をしましょう。
評価
- 味 8点
- 予算 50台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
- 科学調味料 5%
どんなレストラン?
屋台を無理やり室内に持ち込んで調理場としている台湾ではよく見る半屋台式のレストラン。
お昼時になればたくさんの人であふれかえります。
赤峰街という最近イノベーションされたレトロなおしゃれ地区にあるため個人観光でこられたかたにとって比較的来やすい場所にあります。
赤峰街とは?
写真にあるとおり古い住宅街と町工場がごちゃ混ぜになった地区です。
最近は若い台湾人が中心になっておしゃれなカフェや雑貨店を次々にオープンさせているため、とてもおしゃれな地区に変貌を遂げつつあります。
日本の雑誌にもよく取り上げられているみたいですので情報が得やすいのもいいですね。
お料理
こちらのお店でまずおどろいたのが、スープのクオリティーでした。
正確にはわかりませんがおそらく豚骨を基本にいろんな野菜からでる甘みがスープいっぱいに染み出しています。(ネットでいろいろ調べましたがわかりませんでした)
スープの甘みは結構強くなにかほかのものも入っているかもしれません。
味付けは塩のみで甘さ意外では非常にあっさりしている印象を受けました。
スープの最後には少しごま油の風味がして口当たりのいい仕上がりになっています。
麺は油麺、日本のスーパーでは中華麺や焼きそば麺として売られている日本人にもなじみの深い卵麺です。
台湾では切仔麺ともいわれていますが、どちらも同じです。
とくちょうは日本の中華麺と同じですので省略しますが、このスープにマッチしているのは間違いありません。
ちなみに切仔麺といえばこのあたりには有名なお店が何店かあって、阿國切仔麺もそのうちの一つです。
台湾での不思議な現象としてなぜか同じジャンルの店が同じところに集まることがままあります。
これに関しては本当に理由がわかりません。
台湾あるある(その11)
同じジャンルは同じ地域に集まります
もしかして嫌がらせ?
もともとは具を入れない麺を陽春麺といいますが、お写真を見ていただければわかるとおり具があります。
また麺の大きさ、長さ、等決まりはなく、今では簡単に調理しやすい麺を陽春麺として呼称しています。
さてこちらの陽春麺は少し細く平べったい形をしています。
麺の弾力は油麺のほうがありますが、スープなしの場合はこちらの麺のほうがソースによく絡んで食べやすくなるのかもしれません。
あっさりめが好きな方はこちらを注文してください。
スープは油麺と同じです。
今回は二つともスープありをたのみましたが、スープなしも注文できます。
その場合はテーブルに備え付けられているソースをつけて食べます。
まとめ
プロフィールにも書きましたが私はもともと食べ物にはこだわらない性格でした。
ところが今はブログを書くことが楽しくて仕方がありません。
というのも読者の皆様に読んでいただけているからというのは当たり前ですが、今回のようにまさかこんな場所でこんな素敵な味に出会えるなんてという、宝探しに似たわくわく感があるからです。
お値段も一杯50元、二人で100元でした。
帰りしな見たカフェのメニューにはラテ一杯150元との標記。
コーヒー1杯が3阿田麺です。
私たち夫婦はそっとじでそのまま帰路につきました。
阿田麺お店情報
営業時間
11:00–16:00
定休日
土曜日/日曜日
最寄のMRT駅
雙連
台北地下鉄路線図
アクセス
MRT雙連駅1番出口から徒歩3分
住所
台北市大同區赤峰街44巷20號