家鴻燒鵝

本場香港の味が楽しめるガチョウ肉レストラン。安くて良質なガチョウのお肉をおなかいっぱい食べられる夢のようなお店。(広東料理)

香港出身のオーナーが作り出す大衆広東料理のレストラン。台北には数多くの大衆広東料理のお店がありますが、その中でも現役世代の男性にかなり人気の高いレストランを今回ご紹介いたします。


評価

  • 味 7点
  • 予算 120台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 現役世代

どんなレストラン?



改装されてきれいになりましたが大衆レストランの風貌は変わっていません。

なによりタクシーの運転手さんがよくこられるので、ここら辺は違法駐車だらけになります。

道を横切るときとか思わぬ死角がありますので通行のさいは十分に注意をしてください。




まさに男の園。

これ昼の3時半ぐらいの写真ですが、労働者のかたであふれています。

治安の面では台北は日本並みで安全ですが、このお店に女性が一人で来るのはまた違った意味で勇気のいることだと思います。

このときはあとでおばさんが一人できてご飯を食べていました。

台湾ではおばさんはおじさんより男性ホルモンにあふれています。


お料理


ご飯の上にお肉と野菜をのせたシンプルなお食事。

燒臘店という香港ではよくみかけるスタイルのお店です。

もともと台湾にはこのスタイルのレストランは少なかったようです。

ところが、1980年初頭に台湾のお土産屋さんとして有名な新東陽が自社の商品開発のため香港からたくさんの料理人を招き入れたところから状況は変わります。

彼らは後に台湾で生活するようになり香港式の大衆レストランを数多く開きました。

それらが台湾人の好みに合い定着していきました。

今では台北のどこでもこのスタイルのお店が見られます。




ガチョウ肉を甘辛いたれにつけて丁寧にローストする料理。

皮のパリッとかんとお肉の柔らかさが出来を左右する料理です。

こちらのタレは、少し甘みが強いと感じました。

唐辛子のピリッとした辛さもあるためそこまで目立ちませんが、甘めの味付けが嫌いな方には合わないと思います。

ちょうど甘みがあるチリソースのような味付けです。

お肉は柔らかくガチョウ特有の味を楽しめますが、皮のパリッと感は損なわれていました。

これはおそらく行った時間によって変わってくるのだと思います。

未確認ですが、お昼前の時間に行けば作りたてのパリッとした皮が食べられると思います。


まとめ

台北ではもう定番化した店先の釣り下がった鶏肉が目印の香港式スタイルのお店。

働く人にとって強い味方です。

香港出身のオーナーが作り出す料理はまさに本場の味。

是非ご賞味ください。

また台北にはこのような香港スタイルのお店がたくさんありますので、食べ比べしてみても楽しいかもしれません。

この店から徒歩1分のところには私のおすすめの冷麺のお店福徳涼麺 もありますから、お連れ様がいらっしゃればここで一人分、冷麺も一人分とそれぞれシェアして二つの味を楽しんでいただくのもいいかもしれません。


ごちそうさまでした。


家鴻燒鵝お店情報

営業時間
11:00-20:30

定休日
無休

最寄のMRT駅
南京復興
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT南京復興駅1番出口から徒歩6分

住所
台北市中山區興安街53號之4號