コンテンツ
本格的な大衆広東料理のレストラン。
台湾にいてさながら香港のおいしい大衆レストランで食事をしているかとみまがうほど本格的な広東料理が食べられるレストラン。
評価
- 味 8点
- 予算 100台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
- 化学調味料 5%(サービスのスープのみ)
どんなレストラン?
華やかな通称東区に位置するこちらのレストラン。
百貨店やおしゃれなカフェが軒を連ねるこの地域において、台湾人の胃袋と家計を支え続ける素晴らしいお店。
街をぶらぶらしておなかがすいたらお昼にこちらのレストランで食事をしてみてください。
そのおいしさに体の疲れもいっぺんに吹き飛ぶこと間違いありません。
お料理
しっかりとした塩味の中華スープ。日本でもよくある鶏がらのあの味です。
このスープに今回唯一化学調味料の味がしました。
広東式のお粥さんの特徴はなんといってもお米の状態がどろどろになっていること。
水分を多めに入れてご飯を炊くためですが、日本の重湯に近いかもしれません。
さて今回のお粥さんは、鶏がらのスープの味がしっかりしていて塩味もちょうどいいと感じました。
決してスープの濃さがこの料理を支配しているわけではないので、中の具のピータンやほかの材料の味も楽しむことができます。
濃い味の料理は最初おいしく感じますが後になってきてくどさを感じることがあります。しかしこちらのお粥さんは最初はすこし物足りなく感じるかもしれませんが最後の最後までおいしくいただける絶妙な味付けだと思います。
中国語表記では、蠔油雲呑撈麺といいます。
この撈麺とは、卵麺のひとつで麺が細いことが特徴です。
中国語の撈はすくうという意味ですから、麺がゆであがったらすくい上げるようにとるとこから命名されたに違いありません。確信はありませんが。
もしくは麺が細いため、食事のとき麺をすくい上げるように食べるためかもしれませんね。
いずれにせよ、お写真ではこの麵は日本のかたやきそばに似ていると思いますが、揚げていないため食感がぜんぜん違います。
メインの食レポ
料理をまぜると麺とソースがよく絡み麺に適度な水分がつくため食べやすくなります。
麺にかかっているオイスターソースはしっかりと味がついていますが、量が絶妙のためくどくならず他の素材の味を殺すことなく存在しています。
また蝦ワンタンの皮は薄くて、麺を噛み切る力で十分なため、麺と一緒に食べても問題ない仕上がりになっています。
この料理は麺を主体としてあるのだといろいろなところで感じることができた一品でした。
日本人に馴染みの薄い撈麺という広東料理を台湾で試してみて下さい。
まとめ
台湾で本格的な大衆広東料理が食べることができるのは幸せなことですね。
もしどうしても台湾大衆料理がお口に合わないかたがいらっしゃれば、今回ご紹介したレストランでお食事をしてみるのもいい選択肢となるに違いありません。
場所も駅から近く、台北の中心地に位置するため行きやすいのもおすすめのポイントです。
老友記粥麺館お店情報
営業時間
11:30-21:30
定休日
無休(旧正月、端午節、中秋節を除く)
最寄のMRT駅
忠孝復興 BL15 BR10
台北地下鉄路線図
アクセス
MRT忠孝復興駅12番出口から徒歩2分(東區地下街12番出口)
住所
台北市敦化南路1段232巷16號