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冷やし中華はじめました。台湾式冷麺をどうぞ。
夏になると台湾人も食べ物に涼を求めます。その代表が台湾式冷麺。日本の冷麺とはちがった味わいで新鮮な気持ちで味わうことができます。台湾の夏は冷麺で決まりです。
評価
- 味 7点
- 価格 40台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
- 化学調味料 5%
どんなレストラン?
注文カウンターには茹で上がった麺と胡麻ダレ、きゅうり、というシンプルな作り。
注文する冷麺の量が大か小かを店員さんに告げて席に座るスタイルです。
小吃(前菜)やスープも注文してもいいですが多分おいしくありません。このことは食レポの中で説明します。
お店も小さく20人ぐらい座れば満席になってしまいますが、回転が速いのでお昼時でもそんなに待たなくて食べることができるでしょう。
営業時間も24時間でいつでも食べられます。
お料理
日本で言う胡麻ダレの冷麺です。台湾の冷麺といえばこの胡麻ダレ味が一つだけであとはありません。
付け合せもきゅうりのみのお店がほとんどで、味の差別化はタレによって決まるといっても過言ではありません。
そして二つが決定的に違うところは、台湾の胡麻ダレは日本と比べて甘みが少ないところです。
その足りない甘みを補うのが胡麻の香ばしさとにんにくの香りです。
あと自分で加える備え付け調味料に、唐辛子入りのラー油やわさびもどきの何かがあるのも台湾式です
正直に言って私は冷麺は日本の出汁ベースの醤油ダレが一番おいしいと思っていますが、慣れれば台湾のも悪くないと思います。
次に付け合せのスープについて。
台湾で冷麺を食べるとき付け合せに必ずといっていいほど注文するのがお味噌汁です。
このお味噌汁が日本人に決定的に合いません。
甘い、出汁をきちんととっていない、そもそもお味噌汁用のお味噌がまずい等さまざまな理由が考えられますが、私の知り合いの日本人で台湾のお味噌汁がおいしいという方はあまり見かけません。
ですから冷麺のお店ではお味噌汁を注文するのはやめましょう。
メインの食レポ
よく混ぜた後麺をすするとまず最初に口いっぱいに胡麻の香りが充満します。
ここまではどこの冷麺のお店も同じなのですが、次に来るのが何かによってその人の好みがでて評価が分かれます。
こちらの冷麺は次に来るのが胡麻以外のタレの味つまりは甘みや酸味で最後に麺とニンニクの香りがしました。
台湾ではニンニクの香りが好まれるためだいたい二番目に来るのはにんにくの香りですがこちらの冷麺はそうではなく、わたしの好みの味に近かったです。
辛さは自分で加えるため調整できますが、にんにくの量はお店によって決まっていますので、なしかありかしか選択できません。
麺も日本のものとはちがってつるつる感はありません。
日本の醤油ダレの冷麺とは違い台湾の冷麺のタレはどろどろしているので、これに絡みやすくするためすこし縮れていて噛まないと飲み込めないタイプのすこしもっちりとした麺を使用しています。
そのためタレとよく混ぜて食べないと水気が少なくぼそぼそした印象を受けると思いますので、台湾の冷麺を食べるときはこれでもかというほどよく混ぜてから召し上がったほうがおいしくいただけます。
まとめ
夏になると食べたくなる冷麺。日本のものと違ってすごく冷たくして食べるわけではないので涼麺という言葉がぴったりだと妙に感心させられました。
タレが味の決め手でどこの店もそこに情熱を注ぎ込んでいます。
皆様もどうか台湾で自分にあったお好みの冷麺のお店を見つけてください。
ただお味噌汁だけは注文しないでください。一口飲んで吐き出す可能性すらありますよ。
台湾あるある(その6)
台湾のお味噌汁は甘い
台湾のお味噌汁は甘い、大事なことなので二回言いました
陳家涼麺お店情報
営業時間
24時間
定休日
日曜日
最寄のMRT駅
南京三民 G18
台北地下鉄路線図
アクセス
MRT南京三民駅1番出口から徒歩5分
住所
台北市松山區南京東路五段123巷29號