台北にはあまたの小籠包の名店がありますが、知名度が抜群にある今回のレストラン。日本の雑誌や旅行記でよく取り上げられているため台湾に詳しい方なら一度はその名前を聞いたことがあるはず。今回はそんな有名店の味を詳しくレポートします。小籠包のほかに焼き餃子もあることを忘れないでくださいね。
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評価
- 味 7点
- 予算 180台湾ドル/人
- サービス 良い
- 客層 全世代
どんなレストラン?
創業20年と小籠包のお店としては歴史は古くないですが日本のかたにはかなり有名なレストラン。
写真の店舗は支店で本店はこちらから徒歩1分のところにあります。
おもしろいのが例えば本店にお客さんがたくさんいて、支店が暇なときは支店でお料理をつくって店員さんがそれを本店まで持っていく光景がたまに見られます。
それほど近い距離にあるレストランですが、皆さんがお食事をする場合は支店でお食事されることをおススメします。
理由は簡単で、支店のほうがレストランとしてのサービスもいいですし、なにより店内がきれいです。
もちろんメニュー内容にもまったく差はありません。
こちらが本店です。
言うまでもなく古くてお世辞にも綺麗とはいえません。
なお支店に行くにはこちらの本店を正面に見ていただいて、右に進み5メートル先の交差点を左にまがり20メートルぐらい進むと左手に見えます。
お店への行き方
いつもは紹介しているお店の行き方はブログには紹介しませんが、今回は駅周辺の道路が少しややこしいため特別に写真つきでご説明します。
まずこれが明月湯包餐館への最寄の駅である台北地下鉄六張犁駅です。
出口は一つしかありませんので注意してください。
こちらの写真が駅前の交差点を写したものです。
こちらは環状交差点(ラウンドアバウト)になっていて少しややこしいです。
写真には写っていませんが写真の右手が先ほどご紹介した地下鉄の出口です。
わかりやすいように赤色で進むべきルートを記入しましたのでご参考にしてください。
この赤色の線の途中に右折できる交差点がありますが(写真にあるオレンジ色をしたドラッグストアー「康是美」の手前のところ )そこで曲がらないように気をつけてくださいね。
店内の様子
支店の中は綺麗でお食事環境としては十分です。
混雑時は机をつめますので少し狭く感じるかもしれませんがそれ以外は特に気になりません。
厨房はガラス張りになっているため中が見えます。
いつもいっていますが自分の目で料理を作っているのがみられるのは安心ですよね。
さすが小籠包のお店らしく蒸し籠が高く積まれています。
奥には陽気な台湾人がピースしてます。
仕事中でも台湾人明るいですw
レジの横には小料理が並べられています。
これもいつも言っていることですが、冷蔵していない小料理は観光客のかたは食べないのが無難です。
いくらおいしそうに見えてもやめといてくださいね。
お茶と小籠用の刻み生姜が置いてあります。
これはお店の方用ですのでお間違いないようにお願いします。
こちらのサービスはよく、いつもお茶を入れるかたが店内を見回しお客さんのことを気にかけています。
また閉店30分前でもお客さんがきたら座席にご案内していました。
(日本では当たり前のことですが、台湾では閉店時間30分ぐらい前になると休みたいがためにお客さんの入店を断るお店がけっこうありますww)
テーブル周りにはシンプルに、お酢と醤油そしてお箸レンゲが置いてあります。
メニュー
注文方法は記述式です。
記入用紙には中国語しかありませんが、日本人専用の解説付き日本語メニューがありますから安心してください。
さすが日本人御用達のお店です。
私が伺ったときも何組かの日本人の方がいました。
お料理
台湾飯ではすっかりおなじみのサンラータン。
すっぱさと辛さが同居したくせになるスープです。
野菜がたくさん入っているため私は点心のお店ではなるべく食べるようにしています。
さてこちらのサンラータンは酸味辛さともにほとんどなく、うまみも少ない平凡な味付けでした。
化学調味料を入れていないのは高評価ですがやはり少し物足りなさを感じます。
酸味や辛味が苦手だけとサンラータンには興味があるという人以外にはおススメしません。
羽根つきの焼き餃子です。
大きさは日本の平均的なものとほぼかわりませんが厚みはあまりなく餡を食べさせるというよりさくっとライトに食べられるように作られた感じです。
皮はパリパリでおいしいですが、これはどちらかというと台湾の焼き餃子というより日本の焼き餃子に近い感じがします。
餡には豚挽き肉と白菜と生姜が使われていてニンニクはまったく入っていません。
自分でつくるソースは完全に日本餃子のタレです。
総合的にはかなりおいしいのですが、やはりニンニクが入っていないためパンチにかけることと、日本のかたがわざわざ台湾で日本式の焼き餃子を食べるのはどうなのかという点が少し気になります。
商品名に店名が入ったお店自慢の一品。
お値段も他と比べても安めに設定されているのがいいですね。
まず中の餡について。
これは個人的にはかなり好きです。
醤油ベースのお肉のうまみがしっかりと感じるスープがたくさん入っていてかつそこまで脂っこくない仕上がりはかなり満足です。
ただこちらの小籠包の最大の問題はやはり皮ですね。
見た目からもわかっていましたが皮が少しべたついています。
そのため口にいれても粘り気がでてさらっと食べることができません。
皮の厚さはちょうどいい感じなのですが中のスープの量が多すぎてこうなっているのかはわかりませんが、そこが少し気になりました。
また自分で作るタレが日本の餃子の味付けですので味がかなり強くこちらも小籠包にはあっていないような気がしました。
ただ総合的には確実においしいといえる上質な小籠包です。
まとめ
台湾でたくさんの小籠包のお店を紹介してきましたがまだまだ終わりは見えません。
そこまで台湾には小籠包のお店が多いということなんでしょうが、レポートする身からしたら大変ですww
今回はその中でも異質といえる現地の台湾人より日本のかたに人気がある小籠包のお店を紹介しました。
味付けも日本人好みのものが多いですので安心してご飯が食べられるのが魅力の一つになっていますので、興味のあるかたは是非こちらでお食事をしてみてください。
ごちそうさまでした。
明月湯包餐館お店情報
営業時間 11:00-14:00/17:00-20:30 定休日 無休 最寄のMRT駅 六張犁 BR07 台北地下鉄路線図 アクセス MRT六張犁駅出口から徒歩9分 住所 台北市大安區通化街171巷40-3號