もうすぐ創業40年の老舗といえる上海料理のレストラン。看板料理のトンポーローをはじめいろいろな浙江菜(上海料理)が楽しめます。黄金色にトロトロになるまで煮込まれた豚肉をふかふかのパンにはさんで食べるお料理は一度食べたら忘れられない思い出になるでしょう。台北で上海料理をたべるならここはマストですよ。
コンテンツ
評価
- 味 8点
- 予算 600台湾ドル/人
- サービス 良い
- 客層 全世代
どんなレストラン?
創業40年の歴史があるレストランですが今回ご紹介するところは新しく作られて支店ですから見た目も綺麗です。
特別な夜をお望みならこちらのほうがおススメです。
参考までに上海鄉村餐廳は本店とこちらの支店もう一つは結構披露宴でも使われる宴会専用の店舗になっています。
エントランスをぬけると広めのロビーがあります。
こちらの店舗の豪華さはまるでホテルのような感じがします。
店員さんも多く配備されていてエレベーターまで誘導してくれます。
もちろん予約なしの飛び込みでも席さえあればいけます。
エントランスにある気持ちの悪いオブジェww
聞くところによるとフランス人作者による現代アートみたいですが、正直気持ち悪いですww
まあインパクトはかなりあって私もこうやって写真をとるぐらいなので営業的にはしてやったりかもしれませんが。。
白とベージュのシックな雰囲気でエレガントにお食事が楽しめます。
後でわかりますが、先に言うとこちらのお店は高級店ではないです。
ですがこのような雰囲気で食べられるのは台湾ならではかもしれませんね。
今回は二人で利用でしたので使いませんでしたが個室もしっかりと用意されています。
写真をよく見ると一人の女性が個室の中を文字で飾っていますね。
台湾では誕生日等のお祝い事に家族が集まってレストランでお食事をすることが多く、今回も何組かの団体客がいらっしゃいました。
さて今度はテーブル周りを見てみましょう。
必要最低限のものしか置いていませんがこちらもいい色合いです。
テーブルクロスはしっかりとクリーニングされていて清潔感があります。
お手拭もお食事中2回新品に換えてくれ衛生に対する意識も高いです。
メニュー
お写真がたくさんありますからいつもどおりお店のホームページをリンクさせておきますのでそちらをご覧ください。
中国語と英語表記のみですが全てではありませんがお料理にはお写真もついていますのでわかりやすいと思います。
お料理
蒸し鶏の紹興酒漬けです。
前菜でたのみましたがわれわれはお酒は飲んでいません。
写真がおいしそうだったのでついついたのんでしまいました。
結論から言うとこれが大正解で非常においしい蒸し鶏でした。
もちろん冷たく冷やしていますが、紹興酒のいい香りが鶏肉にしっかりとついていてかつ鳥の臭みを完全に消しています。
鶏自体も噛むと肉汁がジワーッと出てくるほど新鮮でかつ骨もなくあっという間に食べつくしてしまいました。
量もけっこうありますからもし二人でお食事を楽しむのなら後のことを考えてメニューを選んだほうがいいかもしれません。
雪菜と湯葉を炒めたお料理。
雪菜とは簡単に言えば高菜です。
薄味であっさりしていて食べやすい味付けになっています。
雪菜のしゃきしゃき感と湯葉のつるつるした感じのコントラストが面白い食感になっているのが特徴的です
雪菜と金華ハムを炊き込んだご飯ものです。
普段お酒を飲まないわれわれ夫婦にはご飯ものは必須のメニューですがお酒を飲まれる方は最後に注文してください。
ただこちらも量はかなりありますんでしっかりとお腹の調整をしてくださいね。。
味付けは薄味といってよく油っぽくもありません。
ただ金華ハムの塩味もでてくるため白いご飯や日本の炊き込みご飯と比べると少し油っぽさはあります。
個人的にはもう少し雪菜の量が多いほうが好みです。
ご存知トンポーロー。
日本語に直すと豚の角煮の大きいやつですね。
本場上海ではこのお肉を蒸しパンに挟んで食べます。
またお店のかたがテーブルに運ばれたこの豚バラブロックにナイフをいれてくれます。
店員さんがナイフを入れてくれた様子がこの写真なのですが、店員さんは親指と人差し指だけでナイフを持っているのがわかると思います。
この状態でもお肉はスーッときれ、このお肉の柔らかさの状態がどんなものかと容易に推測できます。
さあ店員さんが切ってくれたお肉をパンにのせていきましょう。
片手で蒸しパンをもってその上にお肉と白髪葱、パクチーをのせて少しタレをかけたら完成です。
もう美味いにきまってますやーんww
私の内なる声がそう叫んでいます。
まずお肉の柔らかさは口に入れた瞬間に脂身は溶け、赤身の部分は繊維がばらばらになっていくのがわかります。
脂身の部分も脂っぽいのがあまり好きでない私、正確には私の胃、も余裕で受け入れてくれるやさしさがあります。
おそらく下ごしらえの段階で余分な脂は完全に落としているのでしょう。
味付けも醤油と砂糖がしっかりと煮詰められていてトロトロを通り越してどろどろ一歩手前の最高の状態に仕上がっています。
もちろん甘みは強いですがその甘みもいやみではなくお肉との調和の中で自然と消えていくような甘みです。
一部の人がきになる中華調味料の味はまったくなく誰にでもおススメできる味付けです。
パンのふかふか具合もちょうどよく、タレがパンの中にしみこんでいく様子をみておもわずもっともっとだと心の中で叫んでいる私がいましたww
食後にでてきたサービスの果物です。
私の持論ですがサービス果物がおいしいお店はお料理もおいしいがここでも証明されました。
結局食べきれずお持ち帰りしました。
サービス良くしっかりと入れ物にいれてくれました。
まとめ
食レポでは最後こうふんしてしまい申し訳ありませんでしたww
いやそれぐらいおいしかったんです。
ここのレストランの問題は利用者が二人だけなら量が多いことだけかもしれません。
あっあとトンポーローは手でたべますので手がどうしてもべたべたになってしまいます。
ただそれでも個人的にはかなりおススメのレストランですので皆様も今回の記事を見て興味があれば是非いってみてくださいね。
ごちそうさまでした。
上海鄉村餐廳お店情報
営業時間 11:30-14:00/17:30-21:00 定休日 無休 最寄のMRT駅 忠孝新生 BL14 O07 台北地下鉄路線図 アクセス MRT忠孝新生駅5番出口から徒歩5分 住所 台北市中正區濟南路二段37號