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シンガポールからやってきた海南チキンライスの名店
本店はシンガポールにある文東記。驚くほどみずみずしく噛まずともそのまま飲み込めそうな柔らかい蒸し鶏を食べることができる名門店。
評価
- 味 7点
- 予算 240台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 家族(お食事スペースの2階に行くには急な階段があります)
どんなレストラン?
シンガポールでも絶大な人気のある海南チキンライスの名店。
お持ち帰りをするならおかずの量が減りますがお店で食べる半分以下のお値段ですみます。
もちろんお店で出す味と同じです。
店内も清潔に保たれており、お食事の環境としては申し分ないと思います。
さて今回も台湾らしい事件がおこりました。
台湾人の妻が普通の鶏肉セットを二つ注文してくれたのですが、その時店員さんが彼女に鶏もも肉のほうが柔らかくておいしいよ、お値段も同じだよと告げました。
彼女はそれならと一つを鶏もも肉のセットに変えました。
しかしあとでレシートを確認すると鶏もも肉のセットのほうが30元高いのです。
店員さんはご好意で鶏肉がよりおいしい部位を薦めてくれただけなのですが、お値段が同じという言葉の前にほとんどという言葉を付け忘れたのです。
聴き手が私ではなく台湾人の妻なので聞き間違いではありません。
店員さんにとってお肉の味がこんなに違うなら30元の差なんてないと同じということを我々に伝えたかったのでしょうね。
まあブログに載せるネタとお写真の種類が増えたのでよしとしましょう。
台湾あるある(その7)
台湾人は個人の感覚で物事を進める
同じはほとんど同じと同じ
お料理
鶏肉のセットをたのむと、メインの鶏肉と付け合せ、スープ、ご飯、野菜炒め、それと小さなデザートがついてきます。
お肉は柔らかく、皮には弾力性がのこっていて歯ざわりがきもちいい蒸し鶏。
醤油ベースの甘いタレと小皿についてくるチリソースをまぜてたべるのがお店の一押しの食べ方。
私は辛いのがにがてなので醤油ベースのタレだけでいただきましたが、甘さも控えめで、濃くなく薄くなくちょうどいい味付けだと感じました。
付け合せの刻みネギにはパクチーも入っていますのでパクチー嫌いのかたは注意してください。
もうひとつの付け合せは、ザーサイを酸味と甘みで味付けしたものです。
台湾あるあるでご紹介した件の鶏もも肉。
普通の鶏肉とくらべて肉の量が厚く、こちらのほうが柔らかいです。
また骨が端っこの部分以外まったく入っていないので食べやすいのも特徴です。
メインの食レポ
歯で噛み切る必要がないほど柔らかい蒸し鶏のもも肉。
醤油ベースのたれが下にたまっていて、別の小皿にはいっているチリソースといっしょに食べれば、甘い、辛い、塩からい、のバランスが口の中でちょうどよく交じり合います。
付け合せのザーサイの甘みが強いので、全体としては甘みが目立つ印象ですが、チリソースがあるおかげで個人の調整次第でなんとでもなるようになっています。
ごはんはインディカ米をつかっているため独特の臭みはありますが、鶏の出汁をつかって炊き上げているためそのままたべるより臭みも抑え気味でなにより鶏の味がしみこんでおいしくなっています。
鶏肉と一緒にごはんをたべるとまさにお口が鶏づくしになり、鶏のうまみを全部いっぺんに味わうことができるでしょう。
中国野菜大陸妹通称中華レタスを炒めた料理。
レタスよりも熱につよく炒めてもしっかりとやさい独特の歯ごたえは残っています。
ですがレタスより野菜臭いにおいが目立ちます。
もやしを炒めています。さくさくの歯ごたえを残しています。
油がべたべたしていておいしくありませんでした。
つけあわせにパクチーがあるのが南国っぽいですが、写真にある白いクリーム状のものが台湾マヨネーズです。
おそろしく甘ったるく、酸味や塩味がほとんどなく、ただただ甘さだけが目立つとんでもない品です。
もはやこれをマヨネーズといっていいのかも躊躇してしまいます。
台湾あるある(その8)
台湾のマヨネーズは激甘
カスタードクリームと思って食べましょう
まとめ
台北にある人気店 慶城海南鶏飯といつも比べられる今回のレストラン。
個人的にはあちらに軍配があがります。慶城海南鶏飯のネギダレはおいしすぎます。
ただお肉に関してはわたしは今回ご紹介したレストランのほうが柔らかくて好きです。
気になる方はこの二つを食べ比べしてみてください。わたしも近いうちに食レポをあげると思います。
文慶鶏お店情報
営業時間
10:00-21:30
定休日
土曜日
最寄のMRT駅
忠孝復興 BL15 BR10
台北地下鉄路線図
アクセス
MRT忠孝復興駅1番出口から徒歩5分
住所
台北市大安區忠孝東路三段219-1號