台北でベトナム料理レストランのはしりといっていいこちらのお店。台湾人にベトナム料理のおいしさを伝えた功績はいくら評価しても評価し足りないぐらいです。今では台北のどこでも手軽にベトナム料理を楽しめますがやはりその元祖は行っておかないともったいないですよ。
コンテンツ
評価
- 味 7点
- 予算 250台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
- 化学調味料 5%
どんなレストラン?
地下鉄忠孝新生駅を出たらすぐのところにある今回ご紹介するベトナム料理のレストラン。
幹線道路から一本中に入るだけなのですが、ここらへんは夜になるとあまり人通りが多くなく住宅街みたいな感じになります。
お店の客層としては地元の方がほとんどで、見た感じ外国籍のかたはあまりいないように思います。
以前も記事にしましたが、台湾には外国人労働者の数が多く、割合でいえば日本よりかなり多くの外国人労働者を受け入れています。
そのため台湾にはその国々のレストランのお店があり、本格的な東南アジアをはじめとするレストランが軒を連ねています。
ですので意外かもしれませんが台湾で東南アジアをはじめとする外国の料理を食べるのは理にかなっているのです。
台湾リピーターさんはもちろんのこと、初めての方でも本格的な外国のお料理を台湾で食べるのは悪い選択ではないので、もし興味があれば挑戦してみてくださいね。
おかわり台湾飯。台湾の外国人労働者のことに触れた記事。こちらもおススメのベトナム料理のレストランですので今回のと合わせてお読みください。
写真の店舗は本店で支店は地下鉄公館駅のところに一つあります。
そちらは本店より人気でお食事時はいつも人でいっぱいで運が悪いと待つ必要があるほどです。
ただ個人的には本店はお客さんが少ないので静かにお食事を楽しめますし、待つ必要もないのでこちらのほうがおススメです。
なによりお店の空間が支店は大衆的なのに対してこちらはヨーロッパ式のオシャレな空間になっていますのでそういった面からも本店でお食事されるほうがいいと思います。
本店は支店と比べて座席数もすくないです。
テーブルにはクロスもしいてあって本格的なもしくは高級な感じがしますが、こちらのレストランのお値段は大衆レストランのそれとあまり変わりません。
こちらがテーブル周りの雰囲気です。
シックな色のクロスで落ち着いた雰囲気がありますよね。
もう一度いいますがこちらのレストランはベトナム大衆レストランですよ。
妻にモデルになってもらいお店の雰囲気がわかるように写真をとりました。
少しヨーロッパのレストランの雰囲気があると思いませんか。
なかなかオシャレな空間で個人的には好きですね。
メニュー
注文方法は店員さんによる聞き取り式です。
メニューには写真はありますが日本語表記はありませんので、もしなにかあれば指差しでご注文ください。
メニューを貼り付けておきます。
クリックで大きくなりますので参考にご覧ください。
お店にはこういう店には珍しくワインがあります。
もちろん台湾ビールもありますからどちらでもお好きなほうをお選びくださいね。
お料理
蝦のすり身を団子状にして揚げたお料理。
蝦はみじん切りにされているためぷりぷりの食感はありませんが、団子には十分な弾力性があっておいしいです。
このお料理が面白いのはというかベトナム料理の特徴でもあるのですが、いろいろな素材、とくに揚げ物やお肉料理は生野菜に包んで食べる習慣があります。
こちらが蝦の揚げ物を頼んですぐにきた生野菜です。
メニューによってはこれがこないので注意してほしいのですが、先ほどもいいましたが、お肉料理や揚げ物には高確率でこのような生野菜の盛り付けが運ばれてきます。
(残念ながらメニューにはこのことを記載していません。。)
間違って先に食べないでくださいね。
ちなみに生野菜は、レタスとバジルです。
そして先ほどの蝦の揚げ物を写真のように野菜で包んでいただきます。
これなら健康にもいいですし、また油っぽさが緩和されて食べやすくなります。
私はベトナム料理が好きなのですが、その理由の一つにお料理の味付けがあっさりしているのが多いというのがあげられます。
野菜でくるんだ揚げた蝦団子をこのタレにつけて食べます。
ナンプラー(魚醤)が入っているため少し癖がありますが甘酸っぱくてこちらも揚げ物と一緒にたべるとお口がさっぱりします。
ベトナムといえばやっぱりフォーですよね。
今回注文したのはトマトと牛肉のフォーです。
牛からとった出汁はあっさりとしながらもうまみがしっかりとでていて、トマトの甘みと合わさって食べやすい味になっています。
少し甘さに偏ってはいますが個人的には許容範囲でした。
また麺は少し太めですがももちもちしていて喉越しがいいです。
ベトナム式カレーです。
ココナッツミルクが入ったさらさらのカレーです。
具には鶏肉とジャガイモそして鴨の血ゼリーがはいっています。
本場のカレーに鴨の血が入っているかどうかわかりませんがこれは合わないといわざるをえませんww
またカレーの味もこくが足らなくただ香辛料とココナッツの香りを楽しむ飲み物になっていて少し残念でした。
確実にいえることは昔に比べて味が落ちているということです。
まとめ
今回は台北で食べられるベトナム料理のレストランをご紹介しました。
台湾人にとってベトナム料理を最初にたべたのがこのお店だったというかたも少なくありません。
今では台北でベトナム料理は珍しくありませんが、その人たちにとっては大事なお店なのは間違いないですね。
お料理に以前ほどの輝きはないとはいえ本格的なベトナム料理を比較的お安く食べられるので、台北に来られた際は是非こちらのレストランでお食事をしてみてください。
ごちそうさまでした。
翠林越南餐廳お店情報
営業時間 11:30-14:30/17:30-21:00 定休日 月曜日 最寄のMRT駅 忠孝新生 BL14 O07 台北地下鉄路線図 アクセス MRT忠孝新生駅6番出口から徒歩2分 住所 台北市大安區忠孝東路三段10巷16號