台北駅のすぐそばに創業60年を超えるルーローファンの隠れた名店がありました。大稻埕魯肉飯。

台湾の友人に教えてもらったルーローファンのお店。完全にノーマークだったのでルーローファン好きとしてはレポしないわけにはいきません。台北駅の裏口にある華陰街商圈というかわいらしい雑貨屋さんや小物系の店が集まる問屋街をぬけると今回ご紹介するお店はありました。今日のご飯はルーローファンで決まり!


評価

  • 味 7点
  • 予算 85台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 現役世代
  • 科学調味料 5%
  • 八角 あり

どんなレストラン?


お店の外観

最寄の駅は台北駅という台湾の中心地に位置するレストラン。

台北駅周辺でもすこし外れるとこんな場所があるのかと驚かれる方もいるでしょう。

またこのお店にくるまで台北駅からだと華陰街商圈という場所を通り抜けてくる必要がありますが、この華陰街商圈という場所はかわいらしい雑貨屋さんや小物屋さんまたは鞄屋さんが軒を並べているところです。

ばら撒きようの雑貨等のお土産をお探しならここでお買い求めくださいね。



お店の前の道を撮影しました。

生活感があふれかえる場所にあることがわかります。

こちらは先ほどご紹介した華陰街商圈のはずれにあるため寂れた感じがしますが中心地は賑やかでかなり活気があります。



店先におかれた光るメニューが妙に目立ちます。

台湾名物のミニ換気扇もしっかりとあります。

台湾でこのミニ換気扇は、お肉を煮付けを販売しているお店でよく見かける気がします。

日本で言えば鰻屋さんのあれと同じで、いいにおいでお客さんの興味を引こうとする作戦ですね。



こちらは豚の角煮が煮込まれている鍋です。

年季が入った鍋ですよね。。

まあでもこの鍋をみておいしそうと思った方は台湾病にかかっているといってもいいと思いますww



こっちの鍋にはルーローファンが煮込まれています。

もはやルーローファンの説明はいらないと思いますが、一応簡単に説明すると豚肉をたまねぎやしいたけと一緒に醤油等の調味料でくたくたになるまで煮込み、ご飯にぶっかけて食べる台湾の国民食です。

台湾南部と北部では微妙に違うのもまたこの料理の面白さです。



店内の様子

お店は非常に小さく20人ぐらいのキャパしかありません。

また清潔感もまあまあといったところですので気になる方は自衛の容易をお願いしますね。


メニュー


メニュー

店内にあるA4サイズのメニューには中国語表記しかありませんが、店先にはへんな日本語表記のメニューがありますのでそちらを参考にしてください。

まあ写真つきのメニューですので中国語のものでも十分だとは思いますが念のためお知らせいたします。



メニュー表

お店のカウンターには写真のように、記入式メニュー表がおいてありますので席に着く前にこちらと写真つきのメニューをとってくださいね。

注文の仕方は記入式です。

白いメニュー表は外帯つまりお持ち帰り専用で、黄色のメニュー表が内用つまり店内用ですのでお間違いないようにお願いします。



テーブル周り

テーブル周りには調味料はあまりありません。

そういえば店内にはお水もなかったような気がします。

さあ注文もすんだことですしお料理がくるまでしばらくお待ちくださいね。


お料理


魯肉飯大(40元)

先ほど説明したルーローファンです。

今回は大にしましたが他店と比べた場合大というより中といった感じでそこまで多くはありません。

見ための特徴はお肉の脂身と赤身のバランスは、やや脂身よりでお肉の量はかなり多いといえます。



半熟荷包蛋(15元)

ルーローファンのレポートの途中ですが追加でこれを注文しましたのでご紹介します。

こちらは半熟の目玉焼きで先ほどのルーローファンといっしょに食べる用です。

半熟具合はちょうど半分といった感じでバランスがいい仕上がりだと思います。



半熟の目玉焼きをルーローファンにのせて卵を少しいじるとほらこの通り。

トロッとした黄身がお肉にかかって見るからにおいしそうです。


こちらのお店のルーローファンはまずしっかりとした味が特徴で味付けは濃いめです。

お肉はしっかりとトロトロに煮込まれていて脂身と赤身のバランスもちょうどいいと感じました。

また強くはありませんが八角等の中華調味料の香りがします。

最初にいったとおり味が強くこってり感がかなりつよいので半熟タマゴと一緒にたべるとお互いが主張しあって明らかにバランスを崩しています。

やはり卵の黄身と一緒に食べるのならルーローファンはこってりよりすっきりとさせるほうがバランスがいいと思います。

そういう意味ではやはり西門町にある半熟タマゴのせルーローファンは素晴らしい出来だと思います。



蘿蔔湯(30元)

一口サイズの大根がたくさん入ったスープ。

味付けは薄味で特徴はありません。

味が濃いルーローファンの端休めにはいいかもしれません。


まとめ

台湾の国民食ルーローファンが人気のお店。

台湾人の友人の評価そのままではありませんでしたがそれでも十分おいしいと思えるルーローファンでした。

繰り返しになりますがこのお店周辺は日本のかたにはそこまで知られていないと思いますが意外と楽しいお店が多いですので是非こちらまで遊びに来てくださいね。



ごちそうさまでした。


大稻埕魯肉飯お店情報

営業時間
11:30-20:00

定休日
日曜日

最寄のMRT駅
台北 BL12 R10
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT台北駅台北地下街出口Y15から徒歩3分

住所
台北市大同區長安西路220巷17號