ぷりぷりのエビがまるまる一尾入った水餃子がおいしいレストラン。地元のかたのみならず最近では日本の方にも有名になってきました。一口食べるとぷりぷりのエビとぷりぷりの皮のダブルぷりぷりを楽しむことができる素晴らしい水餃子を是非食べに来てください。
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評価
- 味 7点
- 予算 100台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
どんなお店?
もともとは屋台だったお店が人気を得て今では写真のような場所にお店を構えるようになりました。
建物自体は古く入り口も狭いのですがクーラーがきいた部屋でゆっくりお食事を楽しめます。
時間帯によっては入り口付近でお店の方が忙しそうに餃子を皮につつんでいる様子がうかがえます。
例のおしゃべりをしながらの井戸端会議風餃子包みですが、これはもう台湾の文化だといってもいいと思います。
写真の許可を得るため声掛けしたときも恥ずかしそうにですがいいよといってくれました。
ただもしかしたら心の中でなんでこんなものに興味があるのかと訝しがっているかも知れません。
個人的にはこの光景を見るのが好きでできることならみなさんと話をしたいとすら思っています。
日本でもそうですが日常的な会話にこそその国の情報がつまっていることが多いですから興味がつきません。
お肉の上にのっかっているのがエビのむき身で、お肉と一緒に器用な手つきで素早く餃子を成型していきます。
そしてこれがおしゃべりをしながらなので驚きます。
こちらのお店はマスクをしながらの作業ですので衛生面がきちんとしたお店ですが、大衆店の多くはマスクなどしていません。
広くありませんし、清潔感もあまりありません。
ただ掃除はきちんとしているためお食事スペースとしては問題ないように感じます。
ただ気になる方はやはりご自身で抗菌ウエットティッシュ等を用意していただいたほうが安心していただけると思います。
先付(小料理)はお店に入ってすぐのところにあるこちらの冷蔵庫からご自身でとる必要があります。
お値段も物によって違いますから注意が必要ですがあとでメニュー表を載せますのでそちらを参考にしてください。
またこちらの場所はお店の入り口付近ですので少し狭いうえにすぐ後ろに人が通りますので後ろにもご注意ください。
小料理メニュー
こちらは小料理のメニューです。
注文の仕方は、記入式メニュー表に記入するシステムです。
注文がすんだらお会計をしてその時座席の番号札をもらいますからその席を探してお座りください。
先に注文して席にご案内してもらうのは言葉が話せない日本のかたには少しハードルが高いと思うので、混んでいないときはもしかしたらメニュー表をもらった後ゆっくり席でお料理を決めることもできるかもしれませんので、その時間帯にいらっしゃってください。
一般メニュー
左のほうに小料理のメニューがのっていますが右手の白い看板のところが一般のメニューになります。
こちらも先程と一緒で記入表にお好きなものを記入して注文するシステムです。
注文がすんで席についたらこちらのコーナーでご自身で調味料をおつくりください。
台湾では餃子のタレは自分で作るところがほとんどです。
調味料が置いている場所はお店によって違い、各テーブルか調味料コーナーにおいてある場合の二つがほとんどです。
また写真の右の部分の緑のものは高菜です。
こちらのレストランでは牛肉麺がメニューにあるためこちらを注文した方用の副菜です。
この高菜は牛肉麺を食べるときほぼついてくる日本のとんこつラーメンの紅ショウガみたいな役割の副菜ですので、牛肉麺を注文しない方はとっても意味がありませんよ。
(もちろんお試しで食べるのは自由ですし無料ですので気になる方は小皿におとりください)
お料理
中華料理ではよくあるきゅうりを浅漬けにした小料理。
塩味と唐辛子の辛味が混ざった食べやすい一品。
こちらのお店の小料理は冷蔵庫に入っていますので鮮度も問題ありません。
お酒のあてとしても十分合うと思います。
胡椒のピリ辛さとお酢の酸味が合わさった中華スープの一つサンラータン。
こちらのものは酸味はありますが辛味があまりなく慣れていない方でも食べやすいと思います。
ただこちらのお店のものは、行くたびに味が違うのが気になるのと今回の味には少しうまみが足りなかったように思います。
ただお値段がお安いですのでサンラータンを食べたことがない人にはおススメです。
お店によっては一個売りをしていますがこちらの水餃子は10個売りが基本になります。
中の餡にはエビがまるまる一尾と黄韮、豚肉が入っています。
餡は新鮮なエビから出たうまみと豚肉から出るうまみが合わさり相乗効果でよりうまみを感じることができ、個別に食べるよりしっかりとした味わいを楽しむことができます。
餡の味付けは塩コショウのみというシンプルさですが味が薄いとは全く思いません。
黄韮のにおいも強くはありませんがその存在感をたしかに感じることができすばらしいわき役としての役割を演じています。
焼き餃子ならもしかしたらパンチが足りないなど不満もでるかもしれませんが水餃子でこのうまみは素直にすごいと思います。
皮の厚さもちょうどよく、つるつる感は好みのドンピシャではありませんが、のど越しがよくかなりレベルの高い水餃子だと思います。
地元のかたに大人気のお店ですが一口食べるとその理由がすぐにわかります。。
まとめ
水餃子天国台湾で地元の方に愛され続ける名店。
屋台から始まったお店は今や台北で押しも押されぬ人気を獲得しています。
エビがまるまる一尾入った特徴ある水餃子を食べずして台北の水餃子は語れられないと地元のかたからの声が聞こえるとか聞こえないとか。。
是非一度こちらのお店に足を運んでいただけ台北の水餃子のレベルの高さを感じてください。
ごちそうさまでした。
阿娥水餃お店情報
営業時間 11:00-19:00 定休日 土曜日、日曜日 最寄りのMRT駅 松江南京 G15 O08 台北地下鉄路線図 アクセス MRT松江南京駅8番出口から徒歩8分 住所 台北市中山區南京東路二段21巷9號