台北でどのお店の豆花が一番おいしいかを決める豆花コンテストの12回目。今回はおしゃれな空間でゆっくりしながら手作りの豆花を食べられるお店をご紹介します。豆花を苦手な方でも他のスイーツが充実していますので問題ないと思います。
コンテンツ
評価
- 予算 55台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 現役世代
採点
- 口当たり 6点
- 風味 6点
- 甘さ 7点
- トッピング 1点
- 見た目 5点
どんなお店？
お店の外観
外側が全面ガラス張りの明るいお店。
元の建物は新しくはありませんがお店は改装していますのでかなり奇麗な外観をしています。
またお店の前には小さい公園もあるため涼やかな雰囲気の中ゆっくりすることができます。
お店の前にはいつでもではありませんが行列ができていることがあります。
その場合はその列の最後尾にお並びください。
お持ち帰りでもイートインでもどちらも同じ列に並ぶ必要があります。
順番が来てお店に入ると写真のような注文カウンターがすぐありますのでそちらでご自身のお好きなものを注文してください。
店内の様子
お店のキャパは大きくありません。
全部で30人入るかどうかの規模ですので夏の暑い時期にはお店に列ができるときがありますが、お客さんの回転は早いためそこまで待つことは稀だと思います。
お店の内装は白を基調としたシンプルかつ清潔感あふれる空間で、インスタで人気があるのもうなずけます。
メニュー
メニュー
種類は多くありませんが、飲み物、豆花、かき氷と人気の甘味処が選べます。
豆花やかき氷、仙草をお選びの時はトッピングをご自身で選ぶことができます。
かき氷はいわゆる日本のがりがりかき氷で、仙草とは台湾で食べられる漢方のデザートです。
おかわり台湾飯。台湾のかき氷の見分け方をしっかりと説明していますのでご一読ください。
おかわり台湾飯。台湾スイーツ仙草とはいったい何？どんな味？
トッピング
トッピングはご自身で見て決めることができます。
種類は10種類ぐらいあり見た目も鮮やかで画になります。。
スイーツ
原味手打杏仁豆腐（70元）
ご存じ杏仁豆腐。
台湾でもこの中国生まれのスイーツは人気で街のデザート屋さんやレストランのデザートでよく見かけます。
個人的にはあまり好きではないのですが、それでも台北の有名レストラン「欣葉」の杏仁豆腐は何度食べてもおいしいと思います。
この欣葉も台湾飯ではまだご紹介していませんのでいずれ登場するまでお待ちください。
さてこちらの杏仁豆腐、個人的には少し苦手な部類に入る味付けでした。
甘みはちょうどいいのですが、杏仁の処理がよくないからか雑味が少しする上に油っぽい感じが口にまとわりつきます。
杏仁豆腐の硬さもスプーンですくいあげるだけですぐ形が崩れ、食べにくいうえに先程と同じく油っぽさが気になります。
こちらのお店で杏仁豆腐を注文する必要は正直あまり感じませんでした。
豆花
傳統糖水豆花（55元）
トッピングに黑糖粉粿（キャッサバゼリー）、湯圓（白玉のような食べ物）、パッションフルーツ味の細切りゼリーを選びました。
春水と木に刻まれたお盆の上に色鮮やかなトッピングが入った豆花は食べる前から涼やかさを見るものに与えますね。
大好きなきまったトッピングはありませんのでいつもばらばらなものを注文しますがこれの味がどうであれカラフルなトッピングを見て選ぶのはやはりワクワクします。
トッピングによく使われる、粉粿については他のレストランで詳しく説明していますのでそちらをご一読ください。
おかわり台湾飯。豆花のトッピングとして人気の高い粉粿っていったい何？
まず最初の口当たりは軟らかくて少し水っぽいです。
滑らかさはしっかりとありますが豆花としては好みから少し外れていました。
風味は大豆の香りがあまりせずこちらも好みではありません。
ただシロップの甘さはちょうどよく、人によっては少し薄味に感じる方もいるかもしれませんが個人的には問題ありません。
次にトッピングについてはこちらも厳しいですが、特徴がありません。
とくにパッションフルーツ味のゼリーは甘すぎて食べていて途中で嫌になったぐらいです。
周りを見渡してみると皆さんかき氷を食べている方がほとんどでしたのでもしかしたらこちらのお店はかき氷がメインのお店かもしれません。
まとめ
12回目を迎えた豆花コンテスト。
今回は少し個人の好みから外れていましたが、なんといっても素敵な空間でゆっくり台湾スイーツを食べられるメリットは大きいです。
なにより小物一つ一つまでこだわっている様子がみえフォトジェニックあふれる空間になっています。
豆花を食べなくてもほかにも様々な台湾スイーツがありますので是非一度こちらのお店にお越しください。
ごちそうさまでした。
春美冰菓室お店情報
営業時間 12:00-21:00 定休日 無休 最寄りのMRT駅 南京復興 G16 BR11 台北地下鉄路線図 アクセス MRT南京復興駅7番出口から徒歩5分 住所 台北市松山區敦化北路120巷54號
