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台湾を代表する中華スイーツである仙草のドリンクが絶品のお店。
以前は食べる仙草ゼリーのお店を紹介しましたが今度は飲む仙草ゼリーのお店を紹介します。おいしくまた体によくカロリーも控えめのこちらのデザートは、台湾の誰からも愛される特別なスイーツです。
評価
- 味 7点
- 予算 35台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
どんなレストラン?
台湾鉄道萬華駅から近いところにあるお店。
観光客のかたにはあまり馴染みがない台湾鉄道萬華駅ですが、MRT龍山寺駅から徒歩5分ぐらいのところにあるため立地としては悪くありません。
また台湾飯が一押しする夜市である南機場夜市にMRT龍山寺駅から徒歩で向かう場合にもこの周辺を通ることから、散歩がてらこちらのお店によっていってドリンクを飲みながら夜市に向かうこともできますよ。
広くはありませんが、清潔感がある場所でお食事ができます。
吹き抜けのため外の空気が直に入ってきますが、冷たいものを食べるので暑さはそこまで感じません。
夏にはメニューの上から三つまでが注文でき、冬には熱い仙草のゼリーがいただけます。
基本お持ち帰りが多いみたいですので席がないということはあまりないと思います。
また注文のときは口頭のみとなっています。
心配なかたはメニューのお写真を大きくしていただいて指差しでご注文ください。
カウンターから中をのぞくと大きな容器に黒々とした液体が入っているものが目に飛び込んできます。
これが仙草のゼリーで、容器に黒糖のシロップを入れた後仙草のゼリーをそのまま入れています。
容器に入れられた仙草は左手に見える機会で封をしてから提供されます。
店内で食べる場合は、注文してお金を払ったあと、呼ばれますのでイートインスペースのところから直接受け取ってください。
仙草ジュースは甘さの調整や氷の有無もきめられます。
foodpandaとは?
日本のかたには聞きなれない言葉でなんのことかわからないと思いますが、foodpandaとは今台湾で一番人気のあるフードデリバリーサービスの会社なんです。
去年ぐらいから街でよくみかけるなと思っていましたがあれよあれよとその数を増やし、Uber EATSよりもはるかに見かける機会が多いです。
個人的に興味はありましたがなかなかお写真を撮る機会がなかったので本ブログでは取り上げてきませんでしたが、今回ご紹介するお店でたまたまfoodpandaの配達員のかたとお話しすることができまたお写真を撮ることができたので今回ご紹介します。
Uber Eatsとはアメリカカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くオンラインフードデリバリーサービスで世界中でも有名ですが、このfoodpandaは、ドイツのベルリンに本社を置く世界40か国と地域で事業を展開するドイツのオンラインフードデリバリーサービスです。
台湾で事業を始めたのはわずか7年前で、今では台湾9都市で事業を展開しており扱うレストランの数は一万を超えています。
ビジネスモデルとしてはとても魅力的で、消費者、配達員、レストランと誰もが損をしないシステムは素晴らしいの一言です。
じっさい配達員の彼もアルバイトとして家計の足しになっていて助かっているといっていました。
システムとしては、お客さんがネットを使ってfoodpandaのサイトに登録されているお店を選びその中から食べたいものをネット決算で注文します。
注文が入ると自動でお店、近くの配達員に通知され、配達員はその仕事をするかどうかを決めます。
配達をすることを決めればネットでそれを告知すればその人がその仕事を請けることができます。
そして注文が入ったお店に配達員は向かい商品を受け取ってから消費者のもとに届けます。
写真のパンダが入ったピンクのいれものとうは本部から送られてきますが、移動手段であるバイクは個人の物です。
お客さんが支払うお金は、まずレストランの商品代、手数料としてその商品代の10%、それと配達代として約100元(距離によって値段が変わるみたいです)の三つです。
商品を注文する時には最低消費額がきまっていますがそんなに高くはないです。
書いていてふと疑問に思ったのですが、配達員になるためには登録料等の費用が必要なのかとか、まだ情報として不確かな部分がありますので、わかり次第こちらに追記という形で記事にしたいと思います。
今回はfoodpandaについてのことを説明しましたが、外食文化の台湾ではこれからこのようなサービスの競争が激化すると予想できます。
さて次から今回ご紹介するお店のレポに戻ります。
仙草ゼリー
店内で食べたため仙草ゼリーは器に入っています。
まずこちらの仙草はゼリー状になっているのですが、細かく切られているため噛まずに飲み込めます。
日本のもので例えるとところてんがそれにもっとも近いですがところてんほど硬さはしっかりしていません。
長さも一センチほどしかないためストローでもずずっと飲める感じです。
実際お持ち帰りをする場合は仙草をコップに入れますが、飲むのはストローを使って飲みます。
そして何より黒糖でつくられたシロップの甘さが抜群においしいのです。
仙草自体には味がついていませんからこのシロップが味の肝になるのですが、こちらの味つけはまさに飲むための仙草ゼリー用につくられていて、甘すぎず飲み終わった後は仙草のさわやかさとともに喉の渇きがぴたっとおさまります。
なぜか頼んでしまった仙草のゼリー。
これはスプーンで食べるための固めのゼリーで、味つけに市販のシロップが用意されています。
ジュース用の黒糖シロップで食べたらおいしいと思いますが市販のシロップではおいしさは正直半減しました。
やはりこちらでは飲む仙草を注文してくださいね。
まとめ
日本のかたにはあまりなじみのない仙草という台湾スイーツをごくごく飲めるお店。
人によっては少し苦味を感じるかもしれない仙草ゼリーですが、細かく刻んで黒糖シロップで味つけすれば不思議と美味しさだけが際立ちます。
台湾にこられたら美味しいものがたくさんありますが、食べ物だけではなくスイーツにも注目してくださいね。
ごちそうさまでした。
萬華仙草冰燒仙草お店情報
営業時間 10:00-19:00 定休日 無休 最寄のMRT駅 龍山寺 BL10 台北地下鉄路線図 アクセス MRT龍山寺駅2番出口から徒歩8分 住所 台北市萬華區艋舺大道138號