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地元のかたでいつも賑わっている牡蠣を使った料理が豊富な大衆海鮮料理のレストラン。
牡蠣がたっぷり入ったお粥にあわせるのは台南名物のサバビーです。海に囲まれた台湾には海鮮料理の種類が豊富ですが、その中でもこの二つは特に大衆に支持されています。これぞ台湾という組み合わせをどうぞご堪能ください。
評価
- 味 6点
- 予算 150台湾ドル/人
- サービス 悪い
- 客層 現役世代
- 化学調味料 5%
どんなレストラン?
もはや屋台なのかレストランなのかの境目がわかりません。。
食事どころはドアを開けた建物の中にありますが、調理場は店の外の通路に屋台を出してお料理を作っています。
一般の歩道なので法律的にはどうなのか気になりますが、深く考えてはいけません。。
外の調理場には下処理された海鮮が並んでいます。
海鮮の種類は魚やはまぐりや牡蠣ですが、そとにそのままの状態で置かれていますから衛生面が気になります。
ただこちらのレストランは全てしっかりと火を通しますからまだ食べられますが、夜市などでたまに見るお寿司などは決して食べないでくださいね。
大きな桶にたくさんの牡蠣を一気に洗っています。
台湾の大衆レストランではお店の外それも一般の歩道とかで材料の下処理をすることが多く、餃子の皮包みなども店先や店内で従業員の方がせっせと作っているのをよく見かけます。
大衆レストランのなかでもなかなかディープな佇まいの店内。
この写真をみて、おっぜんぜんいけるわ、と思った方はもはや台湾人の可能性がありますので是非移住をご検討ください。。
ちなみに台湾人の若い女性の方は一人でもおじさんたちに混じってこういった大衆レストランでお食事をしています。。
注文の仕方は注文表に記入して行います。
台湾のかたは口頭で注文していますが屋台のところに注文表がありますのでそれを探して記入してください。
写真はクリックで大きくなります。
各テーブルには調味料が置いてなく店内の調味料コーナーに全部そろっています。
もし必要な方はここで調味料を小皿に入れてテーブルにお持ちください。
お料理
オアチェンとは大き目の鉄板の上に油をひき、牡蠣と小白菜を入れ、水で溶いた食用澱粉や小麦粉で綴じ、最後に上からタマゴを割り入れて両面の焼き色をしっかりつけたら、お皿に盛り付け甘辛いタレをたっぷりとかけるお手軽料理です。
こちらのレストランのオアチェンは、肉厚で平均より大きくまた牡蠣の量も多く入っていて食べ応えが抜群です。
以前のオアチェンのレポに書きましたが、私にとって最も大事なのはタレの味です。
こちらのタレは標準的な甘さが目立つ、所謂ケチャップだれで正直好きではありませんでした。
ただオアチェンとしての完成度は決して低くなく、たっぷり入った牡蠣は食べ応えがあり、生地の食感もわるくなく全てが高いレベルにあると断言できます。
おかわり台湾飯。オアチェンの説明と暫定台北ナンバーワンのオアチェンのお店。
はまぐりのお粥。
海鮮からとった出汁とはまぐりから出た出汁がうまく調和していて、すっきりと食べられるお粥さんです。
生姜がワンポイントになっていて風邪を引いたときに是非食べたいとおもわされるやさしい味付けになっています。
見た目よりけっこうなボリュームで一杯で十分おなかいっぱいになります。
今度は牡蠣のお粥さんです。
出汁の味は先ほどと同じですので食レポは省略します。
牡蠣は新鮮ですが下処理は少し甘く雑味があります。
ただ牡蠣の量は非常に多くお得感が半端ないです。
虱目魚とは台南の特産品になっていて、東南アジアでも広く食べられている大衆魚です。
日本語に訳するとサバヒーといいます。
この魚については、いずれおまかせ台湾飯でご紹介する時も来ると思います。
さて虱目魚に塩をふりかけて揚げ焼したこちらのお魚は、すこし青臭さがあるため日本の鯖や鰯などの青魚に似ています。
味はあっさりしていてまた皮がパリパリしていて最初は食べやすくおいしいとおもいましたが、魚のお腹部分からでる脂が少し泥臭く最後のほうになるとその評価は逆になりました。
またけっこうな大きさの魚なのに骨が非常に多く食べにくいのも厄介です。
まとめ
台北でここまで安く海鮮料理が食べられるお店はなかなかありません。
味も安かろう悪かろうではなくしっかりとした経験によって裏づけされたレストランだといえます。
そのためいつでもこちらのレストランにはお客さんが多く、暑い夏にもかかわらず熱いお粥さんをフーフー言いながら食べています。
サバヒーに関しては正直あまりいいイメージをもてませんでしたがこれが本当のサバビーの味なのかは現段階では判断できません。
ごちそうさまでした。
東石順蚵仔煎お店情報
営業時間 11:00-21:00 定休日 日曜日 最寄のMRT駅 龍山寺 BL10 台北地下鉄路線図 アクセス MRT龍山寺駅一番出口から徒歩10分 住所 台北市萬華區西昌街104號
こんにちは。私の次回台北旅行グルメ地候補として参考にさせてもらっています。
上記、東石順蚵仔煎で触れていた虱目魚なんですが、
http://blog.pingping.jp/2019/04/15/shuangyue/
の「雙月食品社」で、私が頂いたサバヒーの”紅焼魚肚”は脂が少し多かったものの泥臭さはなく、骨が丁寧に抜かれて美味しかった上食べやすく、好印象の魚だったので是非こちらでトライされてはいかがでしょうか?
はじめましてこんにちは。
ブログを読んでいただきまたコメントをしていただいてありがとうございます。
雙月食品社にもサバヒーあったんですね。
さっそく今度試してみますね。情報ありがとうございます。
それはそうと私はブログでサバヒーをサバビーと書き間違えていますねw
あとでこっそり直しておきますww