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台北おすすめ豆花コンテストエントリーナンバー8、豆花激戦区寧夏夜市から徒歩圏内にあって、上品な甘みを提供してくれる、杉味豆花。
地元のかたに人気がある夜市、延三夜市から引越しをしてきた老舗台湾デザートの専門店。上品な甘さが特徴的なこちらの豆花のシロップは暑さを吹き飛ばし体中にさわやかな甘みを届けてくれます。
評価
- 予算 50台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
採点
- 口当たり 6点
- 風味 4点
- 甘さ 8点
- トッピング 3点
- 見た目 2点
豆花コンテストのおさらい
これは台北（郊外を含む）でたくさんある豆花店を項目別に点数をつけランキングしようという企画です。
全部で何店舗になるか今のところわかりませんが、最終的には30店舗近くいくと思います。（実際新しいお店も開拓していますのでもっと増えるかもしれません。。）
現在のところ8店舗紹介しましたが、おさらいのため採点の基準を説明します。
まずは大前提として好みの基準は私の主観です。
味の好みは人それぞれで、豆花の硬さや風味、甘さも人によって評価が変わるのは仕方がないことだと思います。
ですが、それらを主観ではありますが数値化すれば見た目にわかりやすくなり私が愛する豆花というデザートがみなさんの興味を引くかもしれないということで私なりに採点をしています。
それでは採点基準となる五項目を一つずつ説明していきます。
1、口当たり
これは豆花の食感がどうかを判断する基準です。
柔らかすぎるのはもちろんのこと硬いのもマイナスになります。
ただ個人の好みとして硬さは有る程度あるのに舌の上で勝手に溶けていくような豆花を極上のものとして想定しています。
採点は10点満点です。
2、風味
これは豆花の自体の味に関わる項目です。
豆花とうぜん大豆を原料に作られていますから、この大豆の味がしないのは私からしたら豆花ではありません。
ですのでこの大豆の香りをしっかりと残しつつ、それをどこまでデザートとして昇華させているかが採点基準になります。
また台湾の豆乳のお店でよくありがちな焦げた風味がするものは個人の好みから外れますのでこちらはマイナスポイントとして採点しています。
ただこの焦げの風味には実は隠された秘密があるのですが、このことは以前書いた記事をご参考ください。
こちらも採点は10点満点です。
おかわり台湾飯。焦げ風味の豆乳の謎にせまる。
3、甘さ
これは豆花からはなれて、デザートに使われているシロップに関わる項目です。
豆花は基本的には黒砂糖で作られたシロップでいただくのが定番なのですが、最近はいろんな果物を使ったシロップなどもあってなかなかおもしろいです。
ただいずれにせよ、私の甘さへの評価基準は強すぎずかつコクがあるものを上位に据え置きます。
具体的に言えば、それを食べた後喉の渇きが収まる甘さを上質な甘さと規定しています。
採点は10点満点です。
4、トッピング
これはそのままで豆花のトッピングを採点する項目です。
こちらは5点満点で採点します。
5、見た目
こちらは二つの項目があって、一つはそのまま豆花の飾り付けを含めた見た目で、もう一つはお店自体の見た目です。
もちろん綺麗なほうを上位として採点しています。
採点は5点満点です。
最後になりますが採点はお店開拓の状況によっては上下する可能性があります。
今まで知らなかった美味しいお店を見つけたらそれまで上位にあったお店の点数を相対的に引き下げる可能性があるということです。
以上豆花コンテストの細かな基準を詳しく解説しました。
次からは今回の豆花コンテストのお店の食レポに戻ります。
どんなお店？
お店の外観
寧夏夜市から徒歩圏内にあり駅から夜市に向かう途中にあるためもしかしたらこのお店の前を通った方もいるかもしれません。
店内は昔風の内装で統一されていて、やさしい木のぬくもりを感じることができます。
店名の杉の字はオーナーさんの名前の一部からつけられました。
豆花
豆花（50元）
トッピングを二つ選べます。
今回は、銀耳（白キクラゲ）と粉粿（タピオカ粉（樹薯粉や木薯粉）をつかったゼリー状の食べ物）を選びました。
半削りの氷がけっこうはいっていて冷たい状態でいただきました。
まずは豆花から。
こちらの豆花は水っぽくはないのですが、少し柔らかすぎると感じました。
口に入れると溶けるというよりつぶれるといった感じです。
そして風味はこれが私の苦手の焦げ風味が強いタイプのもので残念ながら風味の評価では低くせざるを得ません。
しかしそれを打ち消すかのようにこちらの豆花のシロップは素晴らしいと思いました。
甘さが控えめなのにしっかりと黒糖のコクがあり、食べていても厭きない味付けです。
食べ終わると涼しげな体感と同時に喉の渇きがすっきりととれていました。
トッピングの白キクラゲと粉粿もこの黒糖シロップとの相性がよく、程よい甘さがよけいにこの二つのトッピングのおいしさを際立たせていました。
杏仁奶凍（50元）
豆花嫌いの妻がたのんだ杏仁豆腐。
味は普通でした。
まとめ
豆花コンテストを始めたのはいいですが評価の明確な基準点がまだ述べていなかったので今回の記事で書き出しました。
個人的な主観がつよいですが参考にしていただければ幸いです。
さて今回ご紹介した豆花のお店は、シロップがすばらしい老舗の名店といっていいと思います。
焦げ風味が私の好みには合いませんでしたが、そのポテンシャルは他の名店にくらべてもけっして遅れをとっていません。
近くにはおいしさが台北でトップレベルの二つの豆花の名店がありますからここと合わせて三店舗の食べ比べをしてみてください。
ダイエットをしている？
台湾でたくさん汗をかいたから少しぐらい食べすぎてもきっと大丈夫ですよ。。
ごちそうさまでした。
杉味豆花お店情報
営業時間 12:00-01:30 定休日 無休 最寄のMRT駅 雙連 R12 台北地下鉄路線図 アクセス MRT雙連駅1番出口から徒歩7分 住所 台北市大同區民生西路172號1樓
