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台北おすすめ豆花コンテストエントリーナンバー6、台湾おでんも食べられる夏にも冬にも対応した豆花のお店、豆味行。
豆花とおでん、意外な組み合わせがなんとも台湾らしいレストラン。しかしながらそのおでんの味は日本のおでんに近い本格的なもの。おでんを食べて、豆花を食べたらもう一食分には十分な量です。今回はそんなお腹も満たせる満足感が高いお店をご紹介します。
評価
- 予算 45台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
採点
- 口当たり 6点
- 風味 7点
- 甘さ 7点
- トッピング 2点
- 見た目 2点
どんなお店?
お店が小さいため見過ごしてしまいそうになることがあると思います。
お昼、夕方、夜といつでもお客さんがいますので、人を目印にしたらいいとおもいますが、近くにいらした際は気をつけてください。
お店の入り口には半屋台形式でおでんが販売されています。
お店に入るまえにこちらで注文してから席を探すシステムです。
注文書とかはありませんが、壁の目線の高さにメニューが貼り付けていますので、指差しで注文することができると思います。
おでんを注文した場合、おでん種は決まっていますので自分で決めることはできません。
また写真の右端に写っている赤と黄色の液体は、おでんにつけるタレみたいなものです。
紅いほうが唐辛子ソースで、黄色のほうが甘味噌ダレです。
おでんはもともと味噌田楽がルーツといわれていますので、甘味噌をつけて食べる台湾のおでんはそういった意味では、原型に近いといえるかもしれませんね。
ただ私は関西のおでんになれているためこの甘味噌をつけることに拒否反応がありますので、注文時はいつも甘味噌抜きをお願いします。
私が知っている限り、台湾でおでんを食べるときは、コンビニで販売をしているものを除いて全てこの甘味噌ダレを直接かけて提供されます。
もし甘味噌とおでんの組み合わせがいやな方は、大きな声で不要醤、「ブーヤオ、ジャン」といってくださいね。
おでんの出汁はおかわり自由です。
30人ぐらい座るともう満員になってしまいます。
回転がはやいため待つことはあまりないと思います。
清潔度は写真のとおり、十分だと思います。
おでん
日本のおでん。
こちらのおでんの出汁の味は日本により近く台湾向けにはアレンジされていません。
そのため食べやすいのですが、種に関しては手作りではなく出来合いものを使っているので特においしいとはおもいません。
せっかく出汁がおいしいので素直にもったいないと思いますが、値段を考えるとしかたがないと思います。
個人的に今のところ台湾のおでんの味付けではこちらのお店が一番好きです。
台湾でもおでんの定番に練り物があります。
味は日本のさつま揚げのような甘みがあるものが多いです。
豚肉団子と魚団子です。
完全に出来合い物の味です。
シュウマイと大根。
大根は定番ですが、シュウマイは珍しいですね。
おかわり台湾飯。台北でおでんを食べるならこちらもおすすめ。
トッピングにピーナッツを選びました。
この日は熱かったのですが、氷を入れないものを注文しました。
まず最初に、豆花の食感はすこししっかりしすぎていると思いました。
いままで食感で柔らかすぎるはよくありましたが、しっかりしすぎているのは今回が初めてです。
その食感はすこし柔らか目のゼリーといった感じで、豆花としてはすこし硬すぎます。
風味は、ほのかに大豆の香りを残していますが、硬さのせいで口どけに時間がかかるためか、それを感じるまですこし時間がかかります。
甘みはほどよく、すっきりとピーナッツスープを飲めますが、こちらもやはり以前後紹介したピーナッツスープに比べるとすこし薄いなと感じました。
おかわり台湾飯。このレストランではピーナッツスープはマストです。
まとめ
豆花とおでんというかわった組み合わせが堪能できる今回のレストラン。
おでんも日本と比べると総合的にはやはりかないませんが、台湾の中ではまちがいなく相当レベルが高いです。
そのおでんを食べたあとに食べるデザートの豆花は、今まで紹介してきた中では平均的な味ですが、お食事後に場所をかえずに食べることができる利点を鑑みて、文句なしにオススメすることができます。
今回で6店舗目の豆花コンテストも始まったばかりで、結論がでるのはまだまだ先になりますが、必ず読者様にとって有益な情報となりますのでもうすこしお付き合いくださいね。
豆味行お店情報
営業時間 11:15-21:00 定休日 日曜日 最寄のMRT駅 中正紀念堂 G10 R08 台北地下鉄路線図 アクセス MRT中正紀念堂駅2番出口から徒歩5分 住所 台北市中正區南昌路一段64號