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台湾の伝統的な食べ物を一所に集めた老舗レストラン。フルーツジュースで渇きをいやし、食べ物でお腹を満たした後は、スイーツでリラックスすれば完璧です。
酸味、塩味、甘み全てを同じレストランで楽しむことが出来ます。老舗ならではの昔から受け継がれた味は今でも台湾の人々のこころをつかんで離しません。さあ、いろいろある味の中から自分の好みを探しに行きましょう。
評価
- 味 7点
- 予算 120台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
- 化学調味料 5%
どんなレストラン？
お店の外観
永康街から徒歩圏内にあるため、観光客にも来やすい立地条件。
いろいろなメニューがあるためどの時間帯も人が多いイメージです。
店内の様子
お店はけっして大きくはありませんが掃除が行き届いた綺麗めな店内でお食事がいただけます。
注文をしてお金を払ったあと番号札を渡されるので、それを持って席を探すシステムになっています。
トッピング
今回私は注文しませんでしたが、カキ氷をたのむとトッピングを自分で見て選ぶことが出来ます。
カキ氷は昔ながらのガリガリする氷です。
おでん
ほんとうになんでもあるなというのがこのお店の印象です。
写真のおでんは台湾に残った日本の食文化のひとつです。
日本統治時代に台湾に伝わり、今では台湾の味付けになっていて、定着しています。
日本のおでんとは味付けや使う具材等が微妙に違いますので、これは台湾のおでんといっていいと思います。
ちなみにおでんは台湾では、関東煮か黒輪、もしくは甜不辣と呼びます。
詳しいことは台湾のおでんのお店を紹介するときにしますので、その時をお待ちくださいね。
またこちらのおでんはあまり特徴がないので個人的にはおすすめしません。
メニュー漢字解説（その13） 関東煮（グワンドンジュー） おでん 黒輪（オレン） おでん 甜不辣（ティエンブラー） おでん
調味料
烏醋と唐辛子、胡椒が用意されています。
お料理
フルーツジュース
レモンジュース（50元）
炎天下の中を歩いてきてお疲れでしょうからまずは、冷たい果物ジュースで一服しましょう。
他にもフルーツは選べましたが今回はレモンジュースにしました。
絞りたてのレモンのいい香りがして、甘みもひかえめでしたが、割る水の量が多いからかすこし薄いかなと思いました。
こちらのレストランは今でこそたくさんのメニューを用意していますが、もともとは果物とカキ氷のお店としてスタートしています。
ですのでお店としてもこのフルーツのメニューだけは絶対になくさないのだと思います。
ちなみに日本人の好きなマンゴーはありません。
麺料理
鶏絲麺（55元）
鶏絲麺とは、麺線（ソーメン）を油で揚げて、それににんにく、たまねぎ、豚肉のでんぶをのせて竹の皮で包んで乾燥させ、また食べるときにお湯で戻していただく麺料理です。
この麺も以前ご紹介した意麺での、インスタントラーメンのルーツの一つではないかといわれているみたいです。
まあルーツの論争は専門家におまかせして次はこの麺料理のレポをしますね。
麺の食感は、一度油で揚げているためかすごくしこしこしていて、歯で噛み切るときにさくっと音がするような感じのする歯ごたえです。
麺にも味がついているためか、スープはおそろしくシンプルです。
人によっては味がついていないと思うかもしれませんので、そのときは調味料をいれて調整してみてください。
個人的には汗をたくさんかいたあとは、これぐらいの塩加減がちょうどいいと感じました。
また他の方法として、追加料金はかかりますがワンタンを入れるのもいいかもしれません。
もしよければ以前ご紹介した意麺や撈麺とも食感の違いを楽しむため食べ歩きをしてみてはいかがですか。
おかわり台湾飯。麺の食べ比べをしてみてください。
ピーナッツスープ
花生湯芝麻湯圓（65元）
黒胡麻湯圓のピーナッツスープ。
このピーナッツスープの味わいがとてもやさしいんです。
甘さがひかえめなのに、ピーナッツからでる油分が、口にねっとりと張り付くためその味わいがしばらく口に残ります。
もしこの味付けを甘くしてしまえば、かなりくどくなってしまうので、私にとってこちらのお店の味付けのバランスは絶妙でした。
もちろん黒胡麻湯圓もあまくておいしいのですがここのメインはこのピーナッツスープです。
読者様にとって湯圓という食べ物もおそらく何かわからないと思いますが、簡単に言うと日本の白玉団子です。
こちらもわたしがおすすめの湯圓のレストランで詳しく解説しますね。
まとめ
あたたかいお袋の味といった感じの今回のレストラン。
いろんな味を楽しめるのが一番の特徴です。
何を食べようか迷ったときはこちらのレストランに来てみてください。
きっと満足なお食事ができると思います。
ごちそうさまでした。
政江號傳統小吃店お店情報
営業時間 11:00-20:00 定休日 日曜日 最寄のMRT駅 東門 R07 O06 台北地下鉄路線図 アクセス MRT東門駅3番出口から徒歩6分 住所 台北市大安區金山南路二段109號
