老牌牛肉拉麺大王

伝説のジャージャー麺に今こそ会いに行きましょう

牛肉麺がメインのお店ですがいまやジャージャー麺のお店として有名になっています。現地のかたから外国人にまで広く愛されるこのジャージャー麺をぜひ食べに来てください。


評価

  • 味 8点
  • 予算 100台湾ドル/人
  • サービス 普通
  • 客層 ご家族

どんなレストラン?



城中市場の喧騒とした雰囲気の中にあるこちらのレストラン。

台湾のディープさを詰め込んだ昔懐かしい感じがするところで食べるお食事はまた格別な思い出として記憶されるに違いありません。

汚いところがいやだとかはこの際すこし我慢していただいて、この麺を一口食べていただけたらこちらのお店がこんなにも人気のある理由がわかると思います。


お料理


豆干

なぜかいつも頼んでしまうメニュー。

よくよく考えるとブログにのせるための枚数稼ぎではないかという疑惑が私の中で芽生えています。

味は普通です。



ピリ辛細切り豚肉麺

麻辣がきいた麺料理。字のごとくぴりりと辛い料理です。

基本のスープは牛骨でとられていて豚よりかはましですがすこし臭みがあります。

その臭みをうまく利用して香辛料で味を整えていくのが、牛肉麺の難しさでありおもしろさではあるのですが、こちらのお料理はそのバランスがうまく取れていると感じました。

とはいえ麻辣ですので辛さは強いですし、香辛料に中華香辛料をたくさん使っているため苦手なかたもいらっしゃると思います。



ジャージャン麺

いつの間にかこちらの一番人気のメニューとなったジャージャン麺。

一口食べるとこのお店のレベルの高さがわかると思います。

セットのスープは牛骨でとられた出汁に中華調味料で味が整えてあります。特に八角のにおいがとても強いです。

このジャージャー麺が特に素晴らしいと思える一番の理由は、私が台北で今まで食べたジャージャー麺の全てに化学調味料が使われていましたが、こちらのやつはそれがまったく入っていないことです。

もうこれだけでも味の点数に9点をつけたい気持ちなのですが、詳しい食レポこの次で。


メインの食レポ


評判どおり素晴らしいと思えるジャージャン麺。

麺は太ちぢれ麺でうまみがつまったジャージャンソースによく絡まります。

歯ごたえもモチモチしているため噛み切るときちょうど歯の裏側に麺が巻きつく感じです。

ここまでは完璧と思えるお料理なのですが、私にとってはニンニクの臭いが強すぎると感じました。

好きな人にはたまらないのでしょうが、薄味がすきな私にとってこのニンニクの多さはソースの中のほかの味を楽しむことを妨げ、とにかくパンチ重視になってしまって単調さが目立つ気がしました。

ただそこを考慮したとしてもここまで素晴らしい味のジャージャン麺にはなかなか出会えることはないと思いますので、皆様どうぞ台湾にいらっしゃったときは是非よってみてください。


まとめ

台湾料理は脂っこいのではないかというご質問に私はいつもそのとおりだと答えますし、実際そう感じています。

三日も続けて台湾料理を食べるともう胃がしんどくなります。

ただ食べる前はなんか食欲がないからあまり食べられないかもと思っていても実際食べ始めてみると一気に食べてしまうのも台湾料理の魅力なのです。

今回ご紹介したジャージャン麺はまさにこういったことが起こる代表的な料理なのです。

駅から遠く、場所がわかりづらく汚いのが難点ですが、もし興味がありましたらピンピントラベルにご相談ください。


老牌牛肉拉麺大王お店情報

営業時間
9:30-20:00

定休日
無休

最寄のMRT駅
台北 R10 BL12
台北地下鉄路線図

アクセス
MRT台北駅Z10番出口から徒歩5分(台北地下街Z10出口)

住所
台北市中正區重慶南路一段46巷7號