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メディアによく紹介されているルーローファンの名店
ありそうでなかった半熟の卵と一緒に食べるルーローファンは台湾でも珍しく試す価値ありです。今日はルーローファンを食べましょう。
評価
- 味 8点
- 予算 120台湾ドル/人
- サービス 普通
- 客層 全世代
- 化学調味料 5%
どんなレストラン?
よくいうと伝統的な屋台風なたたずまいを維持しているといえるこちらのレストラン。若者の町として有名な西門町の中にあるため旅行者が行きやすいのはいいですね。
お料理
ルーローファンのカテゴリーに入れていいか迷うほど他の店とは味付けが異なるこちらのお料理。文句なしにおすすめのおいしさです。
まず八角のにおいがまったくしません。そのかわりに鼻腔をくすぐるのは黒胡椒の香りです。
台湾のB級グルメで有名な胡椒餅を食べられたことがある方はご存知だと思いますがまさにあの味を想像していただければ大きくは違わずわかりやすいです。
メインの食レポ
お肉を口に入れた瞬間から胡椒の香りとピリ辛さが口の中ではじけそのあとに醤油と砂糖の甘さを楽しむことができます。
台湾ではルーローファンの店はあまたありますが意外にも半熟卵をトッピングするお店は多くはありません。
しかしながらこちらのお店ではルーローファンを注文した方の大多数は半熟卵を注文します。
こちらのルーローファンにトッピングする卵の役割は胡椒の辛さを緩和させるためだけではなく、汁が少なめのお肉に水分を補う役割も担いまた、それぞれの味を調和させるつなぎの意味もあると感じられました。
私は試していませんがもし卵がなかったらおそらく胡椒辛さだけが目立っておいしさは半減すると思います。
ただやはりというか中の胡椒の辛さが大きく目立ってしまい、写真の編集中に初めてたまねぎが入ってたことがわかるぐらい他の素材の味を打ち消してしまっていることが少し残念なところでした。
またお肉の量も他店と比べると明らかに少ないのもマイナスポイントにあげられると思います。
蚵仔煎を台湾語表記してそれを日本語に無理やりなおすとオアチェンといいます。これも台湾を代表するB級グルメの一つでどこにでもある食べ物です。
具材に白菜と牡蠣を用い、片栗粉で作った生地をモチモチ、カリカリに焼き上げ、最後に薄焼き卵と合体させて甘いソースでいただきます。
ただ正直にいいましてこちらのオアチェンの味はルーローファンのインパクトに比べると普通です。わざわざこちらで食べなくてもいいと思います。
いずれ台北で食べることができる私の一押しオアチェンのレストランをご紹介します。
火に通すと粘り気が出る私が大好きな葉野菜。
火の通しもよく適当な歯ごたえを残しつつ芯までおいしく食べることができた野菜炒めです。
味付けで目立ったのは胡椒辛さです。上にトッピングされている焦がしニンニクとともにお酒のあてとしては最適だと思える味付けです。もしかしたらこちらの大将は胡椒の味が好きなのかもしれませんね。
まとめ
私にルーローファンの味とはこういうものだという固定観念を根本からくずされたルーローファンの名店。
西門町という若者に人気の繁華街の中に位置するため、ウインドウショッピングがてらお昼にこちらのレストランでお食事をするのもいいかもしれません。
台湾の国民食であるルーローファン、是非お好みの味を見つけてみてくださいね。
天天利美食坊お店情報
営業時間
09:30-22:30
定休日
毎週月曜日
最寄のMRT駅
西門 BL11 G12
台北地下鉄路線図
アクセス
MRT西門駅6番出口から徒歩5分
住所
台北市萬華區漢中街32巷1號